腐女子に脳内妄想されてる佐藤くん【HQ】【男主】【短編集】

国見.英と佐藤くん ページ11

今回はまず私の目の前で行われてるのは、推しの佐藤くんと男の子のいちゃいちゃじゃない事を先に伝えますね









それに当たって、私は (物凄く) 機嫌が悪いです









別にNLが嫌いな訳では無いし、普通に女子なのできゅんきゅんします









で す が ！！！





推しが告白されてる場面は don’t like です








「あの…っ、佐藤くんの事が、ずっと前から好きでした…！！…付き合ってください、！」

『え…っ、！』






頬を赤らめて告白する女の子は、女子の私から見てもとてつもなく可愛い









そして、我が推しも満更でもない顔をしている









が、しかし…こんな時に漫画で良くある、お助けが来るのを私は信じてっ…






「こんなとこで告白…？」









「ほら来たっ……！！！」









『えっ、国見…？！』

「たまたま、そこで寝てたら聞いちゃって」









国見くんが来た事によって私の腐女子モードが開花する









そう思うと、女子の告白はナイスだな！！！






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※桃妄想モード







告白現場が終わった後、国見に理由も言われず空き教室に連れていかれる佐藤くん





入った途端床に乱暴に置かれて、すぐに馬乗りされちゃう





『ぇ、と……国見…？？？』

「……………」






最初は問いかけても何も答えてくれなくて、ただただいつもの気だるげな瞳が佐藤くんを捉えるだけで






『なぁ、国見…っ』

「…なんで、俺以外の人に好きって言われてるの」

『……はぇ？？』




口を開いたかと思ったら、そんな理不尽で、独占欲丸出しな言葉が聞こえてくる




だけど、問いかけに見えてクエスチョンマークが見当たらない言葉に困惑してると、いきなりキスの嵐が降ってくる




『ちょ、っ…ん、国見、ぃ…っん、』

「っは、…A…好き、っ…大好き、」





そして、いつもは言ってこないそんな、好きの言葉を連呼しながらきすを何回も繰り返して、その次の授業はサボっちゃう




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「最高か…はよ、連れ出せ国見く……」




私が目線を戻した時には、国見はそこには居なくて





悲しそうな、でも嬉しそうなさっきの女の子と佐藤くんの姿がありましたとさ。




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実はあの後



「でもたまたま聞いちゃっただけだし、誰にも言わないから。じゃあね」


国見くんは珍しく気を使って去っていた

感謝→←岩泉.一と佐藤くん

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