手前みたいなブスなんて____【中原中也】

甘えた ページ4

「わわ、どうしたの〜」









俺が機嫌の悪いことなんて知りもしないで「甘えたさんだなぁ」なんて笑い腰に手を回す彼女に怒鳴りたい









まぁ当然怒鳴る気力も体力も持ち合わせておらずイライラの張本人である彼女に体重を預け顔を埋めた









「何で電話切ったンだよ」








あからさまに不機嫌な声で聞いてみれば多少目を見開き「ははは」と笑いを溢した









「アラームだと思って…うっかり。」









「………」









だったらかけ直せよ…お前、俺の事何だと思って…心配して損した…









そんな心の叫びをも言えず口から出たのは正反対の









「いつもの出迎えなくて寂しかったじゃねェか。」









「はいはい、ごめんね甘えたさん。」









彼女の言う甘えたさんの言葉だった。









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「で、何であンな物音と手前がほこりまみれだッたンだよ」









「掃除機が爆発しちゃって……また、任務行ってお金貯めるね」









「手前…本当胸ばっかでけェ癖に掃除も洗濯も出来ねェよな

肩凝り以外に特技あンのかよ」









「あ、あるもん！！」









「どれも中途半端だろうが。掃除も料理も今で手一杯なのに任務なんて行かせるかよ。








それは俺の仕事だから手前は安心して料理でも作っとけ」









「……ありがとう」









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「……え？任務？何それ。夢主元マフィアなの？って声が聞こえるがどうすればいいンだ…」









「ちゅーや悩まないで、いい解決作があるよ！」









「はァ？」









「それではいってみよう！キャラ設定！！」

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