【センラ】胸毛な彼氏はニコ厨彼女のお世話係

バ ン ガ イ ページ4

【茶番】





「ねぇ、胸毛っちょー」







「胸毛サンダァアアアアアア」








「ぐわぁああ！！！！」






「っていう、浦島坂田船みたいな茶番したいねんけど」







「断る。」






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【名前の由来】



「センラって何でセンラって名前なん？」



隣にいるセンラにツンツンとつつきながらありきたりの質問をする




「全裸にしようと思っててんけどさすがにアウトやからセンラにしてん」





「えっ！？」






※嘘です





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【同棲するきっかけ】




ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ




お馴染みの携帯の着信音が耳が痛いほどけたたましく鳴り響く




時刻は６時半、誰だよこんな早くに電話かけたやつ...




イライラしながら体を起し、携帯を手に取り応答のボタンを押す




「もしもしぃ〜....」




「あ、Aやっと起きたか！！今日の８時までにイラスト会社に提出してこなあかんのちゃうかった？」




イラスト...会社...８時...仕事...〆切...





「....はっ！！！」





センラがいて良かったと思う瞬間だった。




会社に提出した後、





家に帰宅、空腹で野垂れ死にそうだった時、家に居たのはセンラだった




「へ....センラ....どして」




カスカスの声でキッチンにいるセンラに近寄る





「A今日絶対朝御飯食べずに行ったからお腹空いてるかなって思って、お邪魔させてもらったで」





「センラ大好きぃ〜....」





「Aはセンラがおらんと死んじゃいそうで怖いわ」




「ほんまに死んじゃうかも」




ぎゅう、と腰に回した手に力を入れて胸に頭を埋める




本当にセンラが居なかったら今日首飛んでたもん、




しかもご飯まで作ってくれてんねんで？





やっぱセンラが居ないと死んじゃう





「....同棲する？」





「....へ？」





「このスーパーセンラがずっとAの面倒見たげる。」




緊張して声が出せず縦に頷くと、わしゃわしゃと頭を撫でられた




反動で顔を上げるとセンラはとても笑顔で、嬉しそうで此方まで笑みがこぼれた




「これから、よろしくね」





「よろしくな」





こうして今に至るのであった。

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