検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:5,067 hit

タイトル ページ3

...







「...は」









「だって音楽の趣味も同じだし、優しいし堅野さんと友達になっておかないと損だって第六感が言ってる」









真顔で変な事を言う彼がとても可笑しく感じて笑いが込み上げてしまった








「ふふっ、第六感って、なにそれ」








放課後、誰もいない教室に小さな笑い声が響く








それに反抗する様に







「笑うなんて酷いよ堅野さん...俺は大真面目なのに」








台詞に合わせて悲しい表情を繕うとする彼も笑っていて、二人でよく分からないまま笑いあった









笑いが収まってきた頃に男子君は私に手を差し出し、








「改めましてニコニコ学校高等部、3-A-1天月です。






堅野さん、今日からよろしくね」









優しい笑顔で私の手を包んだ









手の温もりがあたたかくて、凍っていた冷たい心にピキピキとヒビが入る









友達なんて出来ないって、必要とされてないと思ってた









でも、今、天月君に友達になろうって言ってもらえて、嬉しい









だから、私も_________









「私も天月君の友達になりたい」

タイトル→←タイトル



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
設定タグ:天月 , 歌い手 , 学校   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

モブ(プロフ) - こういうストーリー好きなので嬉しいです。更新頑張ってください。応援しています。 (2017年5月28日 13時) (レス) id: 1e62cf720a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かわべ。 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年5月28日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。