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弐拾玖話 ページ32

ザシュッ!

地面に赤い血が広がる

南「あれ、痛く、ない?」

細「死んで、ない」

水「マリオも無事や」

隠「どういうことや?」

生「Aちゃん?Aちゃんは?」

みんな不安げに呟く

陰陽師「ほぅ、仲間思いが仇となったな」

天地がひっくり返った

(一人称)の首が宙を舞い、地面に打ち付けられて転がる

斬られた首からは鮮血がダラダラと滝のように流れ落ちる

隠「A!!!!!!!」

水「おま、何しとんねん!!!!!!!」

南「A、さん?」

生「う、うそや、Aの首が落ちるなんてあり得へん」

細「嫌や、Aさん…」

みんな怒鳴ったり泣いたり

はぁ

お前らがそうならないように頑張ったのに

しゃーないな

『く、くくく。あっははははは!』

甲高い笑い声が響く

鼓膜が破れそうなぐらいの

『(一人称)を殺したと思ったか陰陽師!残念やったなぁ、首落としたって死なんよ!!』

血が、首が元に戻っていく

陰陽師「嘘だ!首を斬れば死ぬはずだ!!」

『現に首を斬っても死んどらん。今度はお前らの首が落ちる番や』

(一人称)の妖術で鋭く薄い刃が陰陽師らに飛んでいく

首は飛んだ

制御が上手く出来ず、体をバラバラにしたが

大量の血が舞った

頬に付いた汚らわしい人間の血を乱暴に拭いた

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はる - 完結おめでとうございます!本当に大好きな作品です、ずっと応援してます! (2022年5月8日 21時) (レス) @page43 id: 6c1b388691 (このIDを非表示/違反報告)
海百合クラゲ(プロフ) - 灘奴やんさん» 僕はコメントもらえたことが嬉しくって泣きました!新作の方もよろしくお願いします! (2022年5月8日 20時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
灘奴やん - 最高でした。泣けました。新作も、読みたいと、思います。マジで、本当に、最高でした! (2022年5月8日 20時) (レス) @page42 id: 147355c0fa (このIDを非表示/違反報告)
海百合クラゲ(プロフ) - ゼロラクさん» わぁぁありがとうございます!! (2022年5月8日 13時) (レス) @page41 id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロラク - 最後凄く感動しました (2022年5月7日 20時) (レス) @page42 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2022年4月9日 18時

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