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弐拾弐話 ページ24

人がいない朽ちた家に入る

すぐに崩れてしまいそうな家だが、早くこの子を温めんと

嬉しいことに火は付けられた

置いてあった木は少し湿っていたから

『ん、寝とったか』

(一人称)の腕の中で眠る少女はぐっすりと夢の中

眉を顰めているからいい夢では無さそう

『イコさん、お粥作ってや』

生「お、俺?」

『前に食ったイコさんの料理美味かったから』

生「よし、このイコさんがほっぺた落ちるぐらいの美味しいお粥作ったる」

火の前で少女を温める

外にいた時よりは体温は上がったな

それにしても

『こんなちっちゃな子に人間は何しとんの。妖怪のこと醜い醜い言っとるのに、人間も十分醜いやんけ』

妖怪も人間も然程変わらんな

生「お粥できたで」

『そこに置いといて、起きたら食わせるから』

生「Aはどうすんねん」

『すまんけどここに持ってきてくれへん?この子の隣で食うから』

生「分かった」

イコさんが持ってきたのは魚の塩焼き

海が魚持って来たんかな?

一口食べる

『うま…』

イコさん(一人称)より料理上手いかも

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はる - 完結おめでとうございます!本当に大好きな作品です、ずっと応援してます! (2022年5月8日 21時) (レス) @page43 id: 6c1b388691 (このIDを非表示/違反報告)
海百合クラゲ(プロフ) - 灘奴やんさん» 僕はコメントもらえたことが嬉しくって泣きました!新作の方もよろしくお願いします! (2022年5月8日 20時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
灘奴やん - 最高でした。泣けました。新作も、読みたいと、思います。マジで、本当に、最高でした! (2022年5月8日 20時) (レス) @page42 id: 147355c0fa (このIDを非表示/違反報告)
海百合クラゲ(プロフ) - ゼロラクさん» わぁぁありがとうございます!! (2022年5月8日 13時) (レス) @page41 id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロラク - 最後凄く感動しました (2022年5月7日 20時) (レス) @page42 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2022年4月9日 18時

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