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少年は俺のことを睨んできた
魔神が、他人が信じられないのだろう
今はそれが仕方がない状況なのだ
戦争というものは、そういうものだ
モ「俺はここの1番になりたい、お前は大切な人を探したい。それに、俺はお前の強さが欲しい、俺に協力してくれ」
『信、じら、れるか、そんなの』
少年は警戒して俺の手を握ってくれない
モ「お前が協力してくれるなら俺もお前に協力しよう」
『お前の、助けなんかッ!』
少年は武器であろうボロボロの剣を振りかざしてきた
俺はそれを槍で受け止める
手負のわりには力強い
少し気を抜けば俺がやられてしまう
だが、
モ「その程度では俺に勝てないぞ」
槍で少年を振り払う
本当に軽くて、少し振っただけでも倍の距離を飛んだ
少年は上手く羽を使ってバランスを整えた
モ「やめにしよう、それではお前の身が持たなくなる」
少年の足が震えている
もう力が入らないのだろう
『儂は、まだ…』
少年はそれだけ言い残し気を失ってしまった
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海百合クラゲ(プロフ) - レイさん» 今回そういう書き方したからこの書き方を変えるつもりはないよ。変えるとしたら次の新作かな。 (2月26日 0時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - セリフと説明文関係なく全部行間ひとつ空いていて読みづらい... (2月14日 22時) (レス) @page12 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2024年2月12日 22時