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エレベーターに乗って地下に行くと思っていたよりはあかるかった
塵一つない綺麗な廊下に豪華な装飾品
一直線の廊下の先には大きなドアがあった
『さぁ入って』
Aがドアを開けてくれて部屋の中に入ると紅茶の匂いがした
机の上には分厚い本やら書類が積み重なっていた
『私の秘密基地ってとこかな。家だと落ち着かなくて』
パ「それで、話って何だ?」
『ヌヴィレットさんから私のことは聞いたでしょ?だから少し手伝って欲しいことがあるんだ』
パ「何を手伝えばいいんだ?」
『私のお父様の計画を壊すこと』
パ「計画?」
『そう、私の家がフォンテーヌで一位二位を争うほどの貴族なのは知ってるでしょ?最近だんだんと勢力を失ってしまって、それでお父様はどんな手を使ってでも元の地位を取り戻す気らしい』
棚からファイリングされた紙を渡す
『今まで隠蔽されてきたお父様の罪がしつらせてある。ヌヴィレットさんに突き出せばすぐ解決するんだろうけど、どれも大した物じゃなかった。突き出しても逮捕までにはいかない』
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海百合クラゲ(プロフ) - まなちさん» コメントありがとうございます!いやー褒めてもらえるとモチベ上がりますね。これからも更新頑張るんでよろしくお願いします! (10月11日 7時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
まなち - タイトル名センスの塊で羨ましいです!!めっちゃ面白いです!無理のない範囲で更新頑張ってください!! (10月10日 19時) (レス) @page23 id: 626fa9ab7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2023年10月5日 19時