29 ページ29
リ「で?答えはどうなんだ?」
『い、今言われてすぐ答えられるわけ!』
リ「いいや、顔に「リオセスリが好き」って書いてあるぜ」
『え、嘘』
顔を触って確認する
インクは付いてない
リ「天然過ぎるのも考えもんだな」
はぁ、と頭を抱えてリオセスリはため息をつく
リ「じゃあ、俺が別の女性と腕を組んで歩いていたら?」
『勝手にすればって思う』
でも、少し嫌かもしれない…
リオセスリは自分が座っていた椅子から立ち上がり、私の前に跪いた
上からのアングルでも分かるほど綺麗ではっきりした顔立ち
かっこいい
リ「俺はそんなことされたら何をしでかすか分からねぇな。そのぐらい俺はAのことが好きだ。俺と付き合ってくれないか?」
私の片手にキスをして見つめてくる
いつものにやけたような笑みは無く、真剣な顔で
『私なんかでいいの?フォンテーヌを沈めようとした男の娘だよ』
リ「Aが誰の子でその親が何をしたかなんて関係ねぇよ。俺はA自身が好きだ。意味わかるか?」
『分からないって、言ってやりたいよ』
目の前が霞んだ
156人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海百合クラゲ(プロフ) - まなちさん» コメントありがとうございます!いやー褒めてもらえるとモチベ上がりますね。これからも更新頑張るんでよろしくお願いします! (10月11日 7時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
まなち - タイトル名センスの塊で羨ましいです!!めっちゃ面白いです!無理のない範囲で更新頑張ってください!! (10月10日 19時) (レス) @page23 id: 626fa9ab7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2023年10月5日 19時