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リ「ん、この紅茶ちょっと甘いな」
『はちみつみたいな味。レモンかシナモンがあれば対処できる』
リ「へぇ、随分と紅茶に詳しいんだな」
『こうしてアンタにお茶に付き合わされるからね』
リ「素直じゃねぇな」
リオセスリは甘ぇ…と呟きながら紅茶を飲む
教えてあげたのに
そう思いながら私も紅茶を飲む
やはり甘い
はちみつ独特の甘さは鼻にくる甘さ
リ「なぁ、特別機密警察隊辞めて俺のとこに来ねぇか?」
『は?』
驚きすぎてカップを落とすところだった
なんて言った?
『辞めろって、言った?』
リ「あぁ、言ったぜ」
『何で』
リ「ただの俺の我儘だ」
『ここで働くよりも死ぬかもしれない特別機密警察隊で働く方がまだマシ』
リ「そうじゃねぇよ。確かに警察隊は辞めて欲しいけど、言ったって辞めないとは分かりきったことだ。俺が言いたいのは、その、あれだ」
さっきまでの勢いがなくなり、どもりだす
『もういい?帰りたいんだけど』
リ「あークソッ!だから俺の隣にいれば俺が守ってやれるって言ってんだよ!」
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海百合クラゲ(プロフ) - まなちさん» コメントありがとうございます!いやー褒めてもらえるとモチベ上がりますね。これからも更新頑張るんでよろしくお願いします! (10月11日 7時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
まなち - タイトル名センスの塊で羨ましいです!!めっちゃ面白いです!無理のない範囲で更新頑張ってください!! (10月10日 19時) (レス) @page23 id: 626fa9ab7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2023年10月5日 19時