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『じゃ、私は帰るから』
リ「おーもう来なくていいぞ」
『来たくて来てるわけじゃないから』
カツンカツンとヒールを鳴らして去っていく
パ「なぁリオセスリ、さっきの女の人は誰なんだ?」
パイモンは封筒をリオセスリに渡しながら聞く
リ「さっきのはAだ、いいとこのお嬢様だけど血の気が多くてな」
あんな激しい喧嘩をしていたのも納得できる
リ「アイツはアイツで忙しいのによく俺のとこに来るよ。どうせ喧嘩になっちまうのにな」
リオセスリは封筒の中に入っていた書類を見ながら答える
パ「何であんな喧嘩をするんだ?もう少し仲良くすればいいのに」
リ「それができるなら苦労しないよ。喧嘩の原因の大体は本当にしょうもないことだ。あとは家のこととか」
パ「へー、いいとこの人は大変なんだな」
リ「“大変”て言葉で片付けられたらどれほど楽だったことか。よし、ちょっと待っててくれ。ヌヴィレットさんに届けて欲しい物があるんだ」
リオセスリはある書類にハンコを押して丁寧に封筒に詰めた
リ「じゃあ、よろしく頼む」
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海百合クラゲ(プロフ) - まなちさん» コメントありがとうございます!いやー褒めてもらえるとモチベ上がりますね。これからも更新頑張るんでよろしくお願いします! (10月11日 7時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
まなち - タイトル名センスの塊で羨ましいです!!めっちゃ面白いです!無理のない範囲で更新頑張ってください!! (10月10日 19時) (レス) @page23 id: 626fa9ab7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2023年10月5日 19時