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リ「はっきり言えばAを捕まえたくはないな。だけど、立場ってもんがあるからな」
覚悟を決め、社内に入る
社内は薄暗く所々崩れて埃っぽい
パ「元素視覚で手がかりを探そう。何か見つかるかもしれないぞ」
元素視覚で辺りを見ると雷元素の跡が残っていた
だが、血痕はなかった
人同士でやり合ったわけではなさそうだ
リ「崩すとは言っていたが、こんな物理的にかよ」
今にも崩れそうな天井や壁
これ以上前には進めなさそうだ
パ「どうするんだ?Aを見つけなきゃこの事件はこれ以上前に進めなくなるぞ」
リ「Aだったらどうするかを考えてみるか。正面の玄関はそれほど崩れていなかった。多分従業員が避難する道だからあえて崩さなかったとかだな」
パ「じゃあ、裏の方から侵入して来たってことか。なら裏の方に行ってみようぜ」
リ「いや、それはお勧めできないな」
パ「な、なんでだ!」
リ「ここでさえ今すぐにでも崩そうってのに、裏の方に行くのはもっと危険だと思うぜ。Aが通った道はもう道として使えないだろうな」
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海百合クラゲ(プロフ) - まなちさん» コメントありがとうございます!いやー褒めてもらえるとモチベ上がりますね。これからも更新頑張るんでよろしくお願いします! (10月11日 7時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
まなち - タイトル名センスの塊で羨ましいです!!めっちゃ面白いです!無理のない範囲で更新頑張ってください!! (10月10日 19時) (レス) @page23 id: 626fa9ab7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2023年10月5日 19時