ボーダー？ネイバー？なんだそれ【3】

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部下サイド

俺は暁幹部が率いる隊の隊員兼暁幹部の側仕え

最近、やっとA幹部がポート・マフィアから帰って来た

だが、様子が可笑しかった

ずっと部屋に篭っている

組織の基地でもそうだ

「A幹部、書類をお持ちしました」

執務室の扉をノックしても返事は返ってこなかった

許可もなく扉を開けるのは失礼だろう

幹部といっても1人の女性だ

ここは開けずに返事を待とう

後でいくら怒られようと、俺は返事を待つ

「A幹部、書類をお持ちしました。A幹部、A幹部！」

声が大きくなるのと一緒に、ノックの音も大きくなった

『扉の前に、置いといて、くれ』

俺が知ってるA幹部では無かった

弱々しい声で返事を返して来た幹部にそう俺は思った

「A幹部、ポート・マフィアで一体何が」

心配で俺は聞いた

実力の差

頭の良さ

全部自分とは反対の貴女を、俺は好きになってしまったから

周りに何と言われようと、俺はA幹部が好きだ

だから、支えになりたい

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