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太宰「全く、君の話は聞いているよ。マフィアの構成員及び部隊の人たちを殺しているそうだね。その数37人、森さんも吃驚してたね」

『(一人称)を馬鹿にしたのが悪い。(一人称)は教育しただけだ』

太宰「ふーん、じゃあそんな君を私が教育しよう」

目の前には拳があった

糸で斬ってやろうと思った

糸が、出なかった

背中を反らして拳を避けたが、髪が派手に宙を舞った

そして次に長い足が迫ってきていた

それも軽々と避けた

反撃しようと思った時

織「やめろ2人とも」

織田作が止めた

止めてくれたのは有り難かったが、それよりも異能力が使えなかったことで頭が一杯だった

太宰「何で異能力が使えなかったのか、って顔しているね」

『貴様の異能力か』

太宰「だいせいかーい」

一々此奴の態度が気に触る

太宰「それにしても、異能力が使えないと分かっていてからの反応はすごかったね。まるで慣れているみたいだ」

此方に鋭い目付きで睨んでくる

見透かされている様な感覚がした

だがそんなのはもう何度も経験している

(一人称)には通じない

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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2023年2月2日 14時

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