鬼殺隊産の鬼〔弍〕【鬼滅の刃】

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猫のように擦り寄ってくる童磨

貴『いいよ〜

けどちょっと待ってね〜』

この瞳どうしよっかなぁ

いきなり屋敷に転送したら累に引かれそうだし

うーん

頭を捻ってると

童磨「むぅ

結晶ノ御子」

童磨が痺れを切らして技を使った

あら、可愛い

童磨「Aその目貸して」

素直に渡すと

童磨が童磨氷ちゃんに

童磨「いいね？これを持って置くんだよ？

凍らしちゃ駄目腐らしちゃ駄目

丁度いい感じに保っとくんだよ？」

と言うと敬礼のポーズをして

目を受け取った童磨氷ちゃん

貴『可愛いなぁ…

さぁ童磨！どんとこーい！』

童磨「わぁーい！」

ドンっとお腹のあたりに抱きついてきた童磨

そのまま膝を枕にしてこっちを見上げてきた

目は既に戻ってる

ほんと便利〜

童磨「ねぇA殿

A殿は鬼殺隊に入ってて幸せ？」

貴『…少なからず今は…ね？』

童磨「ふーん」

手を伸ばされたので

顔を下に向けると

耳にかけてた髪の毛がバサッと落ちた

童磨「すごーい！髪の毛の簾だ〜！」

キャッキャと喜ぶ童磨を見て思った

この子は消させないと

無惨だろうが鬼殺隊の子だろうが

貴『お気に入りは消させない…(ボソッ』


童磨「？？？」

(にしても、A殿の髪ほんと綺麗だなぁ

本当にA殿だけは無くしたくない…

A殿は渡さないよぉ

人間…)

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