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童磨 ページ37

○ちょっとぐロ表現有

貴『童磨〜遊びに来たぞ〜』

童磨「おやー?Aどの!いらっしゃ〜い」

万世極楽教

その頂点に立つのが鬼とは…

世も末だな

にしても、

貴『…変に笑うな…勘に触る』

童磨「??

あぁ、分かったよ」

童磨は昔から

変に演じる癖が出来てしまっているから

私の前だけでも素を出させないと

この子は今以上に


壊れる


今はもうニコニコしている童磨なんていなくて

スッと真顔な童磨しかいない

アハっ

こんな童磨普通じゃ見られないねぇ

童磨「ねぇ、A殿

どうして最近来てくれなかったの?」

いつの間にか距離を詰められていて

鬼特有の長い爪で頬を突かれた

貴『仕事がね』

童磨「へぇ〜」

その後も爪で頬を突くのをやめない童磨

うーん

暇だなぁ


チラッと童磨の顔を見ると

キラキラとした瞳が2つ

…綺麗

貴『本当、いつ見ても綺麗よねぇ』

童磨「え?

ッッ!」

ガシッと童磨の顎を掴んで

女の姿である私の目線に合わせるように顔を近づけた

童磨「あははは!A!!

今日は積極的だね!」

貴『うるさ〜い』

じっーと見てると

童磨が閃いた!と言わんばかりの顔で


童磨「A殿A殿!

そんなに俺の瞳が気に入ったなら

取っていいよ!」

と笑顔で言い放った

貴『本当?』

童磨「うん!

A殿に持っててもらうなんて光栄の極みだよ!」

手を合わせてにこにこと笑ってる童磨


この瞳が手に入る…

なにそれ、私には得しかないじゃ無い

貴『あは、なら遠慮なく』

手を目に入れようとした瞬間

ガシッ



貴『なぁーに?』

童磨に手を掴まれた

今更怖くなったのかなぁ

と思ってると

童磨はやけに真剣な顔で

童磨「俺の目はあげる

けど

お願いがあるんだ」

と言ってきた


貴『なに?』

童磨「もし、俺がーーーーーーーーー。」

ふーん

貴『いいよ』

特に難しいお願いでも無かったので了承すると

ぱあっとした笑顔になって

童磨「ほんと?!ならいいよ!

ささっ!どうぞどうぞ」



さっきまで自分で止めてた手を

自ら自分の目に近づけ出した

はぁ、本当

貴(子供みたいね)

ぐちゃっ

童磨「ウッ…イッタイッ…アアァッア!!!」

貴『ごめんねェ

すぐ終わるから』

あ、取れた

貴『ハイお終い!

よく耐えれたね』

血で汚れて無い方の手で頭を撫でてあげると

童磨「そりゃあ伊達に上弦の弍やってないよ

それよりもっと撫でて〜」

・→←・オマケ



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美月(プロフ) - 白龍さん» リクエストありがとうございます!誰がいいとかありますか? (2020年3月5日 13時) (レス) id: 5dd6ceb275 (このIDを非表示/違反報告)
白龍 - リクエストなんですが、柱の人とイチャイチャさせてほしいです。 (2020年3月5日 10時) (レス) id: 50849592fe (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - ツクヨミさん» 分かりました!ありがとうございます! (2020年2月29日 15時) (レス) id: 5dd6ceb275 (このIDを非表示/違反報告)
ツクヨミ(プロフ) - 美月さん» 義理の兄でお願いします (2020年2月29日 15時) (レス) id: 16854a99e0 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - ツクヨミさん» リクエストありがとうございます!質問なんですが、それは実兄ですか?それとも鬼になった後の義理の兄…という意味ですか?お返事くれると嬉しいです! (2020年2月29日 12時) (レス) id: 5dd6ceb275 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:8美月8 | 作成日時:2019年12月1日 1時

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