代理人(リク) ページ32
*伊黒
不味い
非常に不味い…
今日は午後から
甘露寺と遊びに行く約束をしていたんだが
午後から
任務が入るなんて聞いてないぞ?!?!
嘘だろ…と思ったが
矢張り優先すべきは任務な訳で
どうすれば甘露寺を傷つける事なく
断る事が出来るだろうか…
約束の時間まで後少し
真剣に悩んでいると
下駄特有の音と
視界に鮮やかな白の羽織りが映った
上を見ると
貴『小芭内…顔が怖いと苦情が入ってるぞ?』
と少し苦笑いしながら
俺に忠告しにきた
鬼殺隊では唯一親友と呼べるのではないか?
と言える程の仲のAがいた
…コレは、
勝ったな
伊黒「Aお前この後任務など入ってないよな?」
貴『え、まぁ入ってないけど』
よし
伊黒「A頼みがある」
貴『?うん』
*貴方
貴『え、うん
いいけど…
それなら僕が小芭内の任務変わろうか?』
小芭内がなんとも言えない悲しい顔で
提案してきたので
任務を交代するかというと
無言で首を振る小芭内
うーん
ちゃんと柱としての責任を持つことは大切だけど
ここまで苦しい思いをしなくても、
伊黒「次もあるし構わん…
取り敢えず甘露寺の事頼んだぞ」
それだけ言うと時間になったのか
行ってしまった小芭内
まぁ
本人から託されたんだ
ちゃんとしますよーっと
それから数分後
甘露寺「まぁ
そんな事が…伊黒さんは残念だけど今度誘うわ!
Aさん今日は楽しみましょう♪」
貴『だね』
早速甘味処に行って
桜餅や
千代古齢糖
ホットケーキやワッフルと言った
珍しいお菓子までを一通り注文して待っていると
甘露寺「ここのホットケーキとっても美味しいんですよ!
あ、あと桜餅も!
きっとAさんも気に入りますよ!」
と笑顔で教えてくれる蜜璃
貴『それは楽しみだね』
きっと昔の僕なら
素直にこんなことも言えなかったんだろな
少し待って
頼んだ物をちまちまと食べてると
甘露寺「Aさん、如何ですか?」
と自分の分の桜餅を食べ終え
ホットケーキに移行しかけてる蜜璃が聞いてきた
え、あの量もう食べ終えたの?
凄いなぁ
貴『すっごく美味しい
特にこのホットケーキ!』
お世辞抜きで美味しいホットケーキを
強調して言うと
蜜璃は少し驚いた顔をして
満面の笑みで
甘露寺「ですよね!
あ、このワッフルもお勧めです!」
と一口大に切ったワッフルを食べさせてくれた
おぉ!
美味しいぃ!
214人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美月(プロフ) - 白龍さん» リクエストありがとうございます!誰がいいとかありますか? (2020年3月5日 13時) (レス) id: 5dd6ceb275 (このIDを非表示/違反報告)
白龍 - リクエストなんですが、柱の人とイチャイチャさせてほしいです。 (2020年3月5日 10時) (レス) id: 50849592fe (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - ツクヨミさん» 分かりました!ありがとうございます! (2020年2月29日 15時) (レス) id: 5dd6ceb275 (このIDを非表示/違反報告)
ツクヨミ(プロフ) - 美月さん» 義理の兄でお願いします (2020年2月29日 15時) (レス) id: 16854a99e0 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - ツクヨミさん» リクエストありがとうございます!質問なんですが、それは実兄ですか?それとも鬼になった後の義理の兄…という意味ですか?お返事くれると嬉しいです! (2020年2月29日 12時) (レス) id: 5dd6ceb275 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:8美月8 | 作成日時:2019年12月1日 1時