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今は夜遅く。

松下村塾から銀時と私は抜け出してきた。

そして、高杉や桂がいるであろう場所へ来た。



桂「名門講武館きっての神童と悪童が組むんだ。

役人の足止めくらいたやすかろう」


銀「名門の2人?笑わせるな

国家転覆を狙う反乱分子を育成する悪の素。

松下村塾の悪ガキ4人(・・)の間違いだろ」



高杉と桂は急に登場した私達に驚いた顔をする。

まあ急に私達が出てきたからね。

そして桂に逃げなかった理由を説明する。



『それにあんた達は

学校のサボり方から夜遊びまで覚えた。

もうあんた達は立派なうちの門下だから、

きっと別れの挨拶くらいくるさね』



そして銀時は2人にここから手を引くように言う。

2人に士籍を失うことを伝える銀時。

だが、高杉と桂は...



高「戻る場所なんぞあったら

ハナからこんな所にはこねェ」


桂「お婆が死んでから既に天涯孤独の身。

元よりこの身を案ずる者などいない。

何より士籍などという肩書が必要なものには

もうなる気はない」


高「もしそんなもんがあんなら

誰に与えられる訳でもねェ」



“この目で見つけ この手で掴む”

そう言って2人は私達と木刀を持って並んだ。



銀「......そうか、じゃあもう何も言わねェ」


『役人をここで皆で止める』



そして私達の前には役人の集団が来ている。



「オイそこの童どもこんな夜更けに何をやっている

貴様らどこの家の......」



役人の言葉を煽ぐように銀時が言い出す。



銀「松下村塾吉田松陽が弟子 坂田銀時」


『同じく 白石A』


桂「同じく 桂小太郎」


高「同じく 高杉晋助」



そして全員木刀を構えて...



「「「『参る!!』」」」



役人に向かって駆け出した。

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樹羅 - 幼少期、すごい。かわいすぎ。(ニックネ−ム、樹羅とか吉羅とかあるんで「きら」読みは全部うちです。) (2019年6月3日 14時) (レス) id: 2c9031588c (このIDを非表示/違反報告)
あおい - めちゃんこ面白いです!これからバンバン感想書きまくるかもしれないですが←おい 頑張ってくださいね! (2019年6月3日 1時) (レス) id: ccb1bfcc8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:煎餅 | 作成日時:2019年3月20日 1時

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