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探偵事務所へ ページ21

土方side




山「バレたら怒られるんじゃないですか?」


近「大丈夫だ。総悟を差し出せばあの子は落ち着く」



沖「簡単に売らねェでくだせェよ近藤さん」


教室で、盗聴器にむかって今日伺う、と言っていた。チャイナ娘や志村姉弟、他のクラスメイトから止められており警察に行ったほうがいいという忠告を聞かなかった。

こうして俺たちは、Aの後を追っている。言い出したのは近藤さんだ。だから付き合わないわけにはいかない。

沖「にしても、電車まで乗って追う必要ってあるんですかィ?」


近「だって心配だろ?両親を無くして記憶喪失になってそれで盗聴器仕掛けられるって。
少しでも支えてあげたいじゃないか」


山「そうですね。でも本当にどこへ向かってるんでしょう。あっ降りました」

米花駅で降りたあいつに、俺たちは距離を測りながらバレないようについて行く


『あの、毛利探偵事務所ってどうやって行けばいいですかね?』

明らかに、チャラそうな通行人の男に道を尋ねたA。

なんでもうちょっとマシな奴に頼まねぇんだと言いたくなる

案の定、その男はニヤニヤと笑みを浮かべAの肩を抱いた


沖「あいつって本物のバカだな。なんであんな奴に聞くんだ」


近「・・なんかやばくね?助け舟出すか」


無理やり手を引っ張ってどこかへ連れて行こうとする男。

このままじゃ本気でやばくね?と思った瞬間、あいつは思わぬ行動をとった


突然、足をあげ男の急所を蹴り上げた




『お兄さん?女舐めてると危ないよ?

もう一度聞くね?毛利探偵事務所はどこ?』



ニコッと笑うAに俺まで縮みあがりそうだ。


それは横にいる3人も同じようで、顔を歪めて自身のそこを無意識のうちに守っている



こうして、道を聞き出したAは毛利探偵事務所の中へ入って行った。




近「犯人は知ってても証拠が掴めてないから探偵に依頼するってわけか。

よし、俺たちはこの喫茶店にでも入って出てくるまで待ってるか」


沖「えーまだ帰らないんですかィ?もういいでしょう探偵に任せれば」


山「でも、被害届だけでも出しに行かせたほうがいいですよね。事務所から出てきたら米花警察署に連れて行きましょう」



土「ああ、そのほうがいいだろ。腹もへったしとりあえず喫茶店入ろうぜ」



にしてもあいつ・・・肝が座ってる女だな。

敵でもなんでもない→←盗聴器は誰の仕業



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愛美(プロフ) - カルピン☆☆さん» ありがとうございます!!更新頑張ります (2018年8月6日 14時) (レス) id: a19c0604ca (このIDを非表示/違反報告)
カルピン☆☆(プロフ) - この作品好きです!!更新楽しみにしてます! (2018年7月25日 14時) (レス) id: cd957b2a21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛美 | 作成日時:2018年7月18日 22時

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