敵でもなんでもない ページ22
探偵事務所に入ると、驚いた蘭ちゃんと毛利小五郎、そして引きつった顔のコナンくんを見つけた。
蘭「どうしたんですか?」
毛「あん時の嬢ちゃんじゃねぇか」
『こんにちは。ちょっとコナンくんに用事があって・・・』
コ「え?僕?どうしたの?」
白々しいなぁこの少年。
もし小学生じゃなかったらさっきの男みたいにキン○マ蹴り上げたのに
『毛利さん、蘭ちゃん、個室ってありますか?コナンくんに小学生用のサプライズ企画の意見を聞きたくて。明日のことだからちょっと焦ってるんです』
蘭「なら私の部屋を使ってください。さっき掃除してきたばっかなんで」
『本当!?ありがとう蘭ちゃん、今度パフェ奢るね。
さ、コナンくん、この前約束したでしょ?早く私を助けて』
目で訴えると、コナンくんは渋々事務所を出て蘭ちゃんの部屋に連れて行ってくれた
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『さて、これはいつつけた物かな?』
コ「なんのこと?」
『工藤新一くん。もうやめよ』
コ「っ!!!」
何かしら疑ってるのは明白だ。だったら私は包み隠さずなんでも知ってることを教えるだけ
もうこれ以上、盗聴器とかつけられたくないし
『ジンに薬飲まされて幼児化して、灰原哀ちゃんも同じような境遇を受けてる。
毛利さんの推理は蝶ネクタイ型変声期であなたがやってること。黒の組織のこともあなたのことも知ってることはあなたにとってはものすごく怪しい人物だけど信じてほしい。私はあなたの敵ではないの』
私の話に警戒するコナンくんは、時計を向けて後ろへ下がる
コ「どうしてそれを知ってるんだ。まさかお前、ベルモットか」
『なんでそうなるの!ほら見て!ほっぺたちぎれない!』
勢いよく頰を引っ張ってもまだ警戒しているようだ
『もおおお!どうしたら信用してくれるの?私本当に敵じゃないって!そうだ阿笠博士の発明品で嘘か見破れるやつない?本当に!そういうのでやってくれてもいいし!』
コ「本当に組織と関係ないにしてなぜそこまで・・・」
『そこは聞かないで本当に長くなるから!説明したくないめんどくさい。
ほら私の携帯も渡すから、どうぞ調べてください怪しくないから!』
私の必死さが伝わったのか、コナンくんは時計を構えるのをやめた
『いつ盗聴器つけた?』
コ「初めて会った時。俺のこと1年生だって迷わず行ってたからな」
『・・じゃあ私の学校生活全部知ってるってわけだ。
恥ずかしいなあもう』
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愛美(プロフ) - カルピン☆☆さん» ありがとうございます!!更新頑張ります (2018年8月6日 14時) (レス) id: a19c0604ca (このIDを非表示/違反報告)
カルピン☆☆(プロフ) - この作品好きです!!更新楽しみにしてます! (2018年7月25日 14時) (レス) id: cd957b2a21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛美 | 作成日時:2018年7月18日 22時