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( 甲斐 side )
シャワー室から出て石倉達と歩いてれば廊下の壁に寄りかかっている柊がいた。
そんな柊にAが声をかけて、俺は思わず足が止まる。
『何してんの？観察？』
柊｢……酷い言いようだな｣
『ごめんごめん、教室戻るわ』
……楽しそうに、話すんだなぁって嫉妬に似た感情が胸を支配する。
柊｢おい、A。……お前、自分の場所で髪乾かしてこい｣
『そんな特別扱いしていいわけ？』
柊｢今日だけだ。明日からは鍵を預かる｣
『……ふーん？』
自分の場所って、準備室の奥の部屋か？
準備室に入っていったAの後を追おうかと思ったけど柊と目が合って逸らせなくなってしまった。
甲斐｢先行ってろ｣
石倉｢おう｣
そう2人に告げて柊の所に行けばニヤリと柊の口角が上がった。……ムカつく。
甲斐｢おい、Aと何話してたんだよ｣
柊｢お前は変わらないな｣
甲斐｢は？｣
柊｢好きな女に一筋……ずっとそのままでいろよ｣
そう言って渡された1つの鍵。
甲斐｢なんだよこれ｣
柊｢準備室の奥にある部屋の鍵だ｣
甲斐｢……は？｣
柊｢そこがAの部屋になってる｣
甲斐｢部屋？｣
柊｢お前知らなかったのか、A、ここに住んでるんだぞ｣
甲斐｢……は？｣
柊｢あの家を売って、お父さんとお母さんが残したブランド物の小物とかありったけ売って喜志に渡したんだ｣
甲斐｢……なんだよ、それ｣
柊｢他にもまだ言ってないことがあるみたいだな｣
甲斐｢っ、｣
なんでこいつが知ってんだよ。
つーか、学校が自分の家ってなんなんだよ。
その鍵が手のひらに食い込むほど強く握り締めた。
悔しさ？悲しさ？そんなことよりも何も知らない自分自身に怒りがこみ上げてきた。
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?? ラベン(プロフ) - 世恋さん» ほんとだ！！！ありがとうございます！笑 (2019年2月22日 13時) (
レス) id: eb4c247be4 (このIDを非表示/違反報告)
世恋(プロフ) - 遠くが見えないのは近視じゃないですか？違ったらすみません！更新頑張ってください！ (2019年2月22日 12時) (レス) id: 2be61dc08d (このIDを非表示/違反報告)
海理 - お誕生日おめでとうございます (2019年2月20日 14時) (レス) id: f453f15264 (このIDを非表示/違反報告)
TWICE - お誕生日おめでとうございます！これから頑張ってください！ (2019年2月19日 22時) (レス) id: 08f374a58a (このIDを非表示/違反報告)
れあてぃん。(プロフ) - お誕生日おめでとうございます！！うちのお兄ちゃんと同じ誕生日だったなんて笑 (2019年2月19日 19時) (レス) id: 2e97a00b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2019年2月11日 20時
