地獄6 ページ7
私は屋根の上にいた
貴方「スゥ…」
深く息を吸い 空を眺めていた
私はフードを外しマフラーを緩めた
顔は特になにもないが、首だけは見られたくない…
首には…首を絞められた後の手形が残っている
貴方「ッ…」
この首を見るといつも苦しくなる
私はその首を触った
貴方「あいつだけは…」
私はマフラーを巻き直した
そして、フードをまた被った
屋根から降りた 降りた時に
?「黒蓮」
貴方「…日番谷冬獅郎」
私よりも身長が低い日番谷冬獅郎がいた
日番谷「いつ戻って来た」
貴方「今さっきだ」
日番谷「そうか…」
日番谷は下を向いて答えた
貴方「じゃ…私はこれで」
そう言って離れようとしたら
日番谷「!待ってくれ!」
腕を掴まれた
貴方「?」
日番谷「地獄での仕事は辛くないのか?」
貴方「あぁ」
日番谷「あまりずっとそこにいると身体を壊すんじゃないのか?」
貴方「大丈夫だ」
私はそう答えた
日番谷「じゃ…なんで首のところに傷があるんだ?」
貴方「ッ!?」
私は勢いよくマフラーを握った
貴方「いつみた」
日番谷「さっきチラッと」
貴方「別にこれは地獄で起こったことではない…」
私は強くマフラーを握った
日番谷「じゃあ、いつ」
貴方「お前には関係ないことだ もう聞いてくるな」
私はそう言って日番谷から離れた
日番谷サイド
俺は…
お前を守りたいからおまえの事を知りたいんだ
俺が初めてソウル・ソサエティに来た時あいつは俺に優しくしてくれた…
その時から俺はお前しか見えなかった…
顔を見えない…君に…
だから…守りたい
けど君は本当の自分をいつも隠して教えてくれない
守りたいのに
日番谷サイド終了
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作者名:ランスアーム | 作成日時:2017年5月13日 13時