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「ちょっと大丈夫？」
「どうしちゃった訳？ぼーっとしちゃってさ？」
『え、ぼーっとしてた？』
「そこ驚くところ！？ああ、あれか奏弥って天然キャラなのか！」
「大丈夫？体調悪いなら休んどいたら？」
2人にはこの扉が見えないみたい・・・
『うんん、大丈夫！ちょっとお腹すいたなぁーって』
「なーんだ、そういう事・・・確かにお腹減るよねー」
なんとか誤魔化せたようだ。
「・・・」
でも、お兄ちゃんにはごまかせて無かったみたい。
──4月23日・木──
授業が終わり帰る用意をしている時、順平くんに呼ばれる。
「おーい、奏弥？」
『あ、順平くん。なぁに？』
「今から飯食いに行かね？もちろん、オレっちの奢り！」
『行く！』
奢り！なんていい響き・・・
「よし！行こうぜ！」
『うん！』
ということではがくれに行くことにした。
放課後にラーメンなんて背徳感満載だよね！
「んーじゃ、大将！特製2つで！」
『へー美味しそう・・・！』
「まっ、期待してていーぜ！」
しばらくすると香ばしい匂いのするラーメンが運ばれてきた。
「ほれ、食ってみ？」
『いただきます！』
少しクセのあるスープが極太麺と絡んで・・・
『すごく美味しい！』
「へへっ、だろ？んじゃオレも、いっただっきまーす・・・アチチ」
『大丈夫？・・・もう、慌てて食べるから』
「うっめー！」
熱がりつつ楽しそうに食べる順平くん。
「そう言えば奏弥って理と入院してたんだろ？」
『ん？まぁそうだね』
「大丈夫なのか？日頃元気そうだったけど・・・ちっと、心配で」
『全然大丈夫だよ、心配してくれてありがとう』
「えっ、いや・・・いーよ。お礼なんて。オレも転校してきたばっかん時何気に苦労してたからさ。しかも奏弥の場合、何か戦い・・・とかもあるし、学校に馴染めてねーんじゃねーかとか・・・疲れてねーかな、ってさ」
『順平くん・・・』
順平くんは優しい人だな・・・
彼のことが少し分かったかも・・・
───我は汝･･･汝は我・・・汝、新たなる絆を見出したり・・・汝、"魔術師"のペルソナを生み出しせし時、我ら更なる力の祝福を与えん・・・───
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嫌われ者(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございますー！！頑張ります！！！！ (2020年12月29日 1時) (
レス) id: f438d46a26 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - ペルソナ3が一番好きでこの作品が自分のなかでお気に入りです。これからも応援してます！ (2020年12月29日 0時) (レス) id: 5abf626923 (このIDを非表示/違反報告)
嫌われ者(プロフ) - Aさん» わー！！！コメントありがとうございます(*^^*)頑張りますーーー！！！！ (2020年11月10日 0時) (レス) id: 891b605fe1 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - こんな素晴らしいペルソナ3の夢小説が見られて幸せです。久しぶりに追っかけたいシリーズができました。挿絵も綺麗で素敵です！これからも応援しております…！ (2020年11月10日 0時) (レス) id: 0554898f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嫌われ者 | 作成日時：2020年6月27日 16時
