私のお父さんは織田作之助【文スト】

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それからしばらく歩き太宰さん行きつけだと言う喫茶店に来た。

ちなみに太宰さんの職場はここの4階らしい。

ところで私は何故昔生きていた小説家とお茶しているのだろうか、

お父さん元気かなぁ...。

太宰｢.......ちゃん。Aちゃん？｣

おーいと目の前で手を振りかざす太宰さんに意識を戻す。

大丈夫？と聞いてくる太宰さんは写真で見た太宰さんより幾分か可愛らしいことに気付いた。

うん。顔は整ってる、この人。でもこんなにイケメンだったっけ、

1度写真で見たきりだからよく覚えていないがこんなにイケメンだったら記憶しているはず。

そう思いながらも、はい、なんでしょう？と返事をする。

そういえば、本物の太宰さんに会ったら聞きたいことが一つだけあったんだ。

学校の授業で人間失格を学んだのだけれどそこで先生が豆知識として教えてくれた謎の情報

そしてそれは私がその授業の中で唯一興味を持った部分

A｢太宰さん。ひとつ聞きたいことがあるんですが、いいですか？｣

太宰｢なんだい？なんでも聞き給えよ。｣

では遠慮なく、と前置きをしながら最大の謎を質問した。

A｢何故芥川龍之介を慕い、中原中也を嫌ったのですか？｣

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