第七話 ページ7
A｢こんのすけくん、この近くにここと同じような本丸無い？｣
こん｢審神者が居ない本丸ということですか？｣
ちょっとお待ちください、とどこから取り出したかわからないタブレットを操作しながら言った。
こん｢ここからもう少し東に行ったところにあります！｣
まだ太陽は上にあるから行けるかな？
私は加州に話しかけた。
A｢一緒に行きます？｣
すると加州は、パッと明るい顔になり、首を縦に振った。
こんのすけに別れを告げ、加州と一緒に森の中を進む。
加州は、まるで子犬かのように私の後ろについて歩いていた。
きっと久しぶりに人と会えた喜びや、
祖母によく似た私が来たことでとても喜んでいるのだろう。
不覚にも可愛いと思った。
それから結構な距離を歩いた。
加州もだんだん疲れた顔になっていた。
A｢そろそろ休憩にしようか！｣
私はお昼のために用意したおにぎりを出した。
何人の付喪神がいるか分からなかったから、
沢山おにぎりを作ってきていた。
加州｢わぁ！おにぎりだ！懐かしいなぁ···｣
加州が興奮気味でおにぎりに食いつく。
ふと疑問に思ったのだが、今まで誰にご飯を作ってもらっていたのだろう。
聞こうにも加州は完全におにぎりに気が取られていて、話せなかった。
｢あれ、甘味屋のお姉さん？｣
突然森の奥から声が聞こえてきた。
聞き覚えのある声だった。
私はすぐ立ち上がり声のする方へ近付いた。
加州｢ちょっと、主行かないでよ！｣
加州の声も聞かずにどんどん奥へ進んでいく。
｢おねーしゃん久しぶりやね！｣
この喋り方からして、この前来た兄弟達だろう。
でも前とずいぶん容姿が違って見える。
加州｢もぉー主待ってって言ったのに！ってあれ？博多じゃん！｣
博多｢あ、B546本丸の加州しゃんやねー！｣
A｢えっ、知り合い？｣
二人は口を揃えて、そうだよ、と言った。
前と見た目が違っても、喋り方で何となく分かる気がした。
私に気がついた他の兄弟もこちらに来た。
あれ？1番上のお兄さんが·····いない？
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こだぬき(プロフ) - はじめまして！楽しく読ませて頂きました！これから主人公さんがどんな風に刀剣の皆様と関わっていくのか楽しみです！また遊びに来させて頂きます！(*^^*) (2019年4月14日 19時) (
レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
氷くん(プロフ) - 面白いです！先が気になりますね〜、更新頑張ってください！！作者さんのポジティブさ好きです(笑) (2019年4月8日 15時) (レス) id: 2d2e894556 (このIDを非表示/違反報告)
琴丸ダイコン - 感想などを頂けると嬉しいです。 (2019年4月8日 13時) (レス) id: d6c283313e (このIDを非表示/違反報告)
琴丸ダイコン - 国語苦手なくせに小説書いてるから日本語やばいですね。本当に申し訳ないです！（全国の刀剣乱舞のファンの方） (2019年4月8日 13時) (レス) id: d6c283313e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴丸ダイコン | 作成日時：2019年4月8日 7時
