大嫌いだ!!!!/ミスタ ページ19
「なあ、Aよォ〜俺のケーキ知らねぇか?」
冷蔵庫に置いてたんだけど無くなっちゃってよー、その問いに私は悪びれもせず答える。
『あぁ、それなら名前も書いてなかったから食べちゃったわ。ごめんなさいね?』
「オイオイオイオイ、Aおめーマジかよ!だいたいケーキのどこに名前を書けるって言うんだよ!!」
『箱に書けるでしょ。それじゃ、私は用事があるから』
立ち上がろうとしたが、ガシッと肩を掴まれ、視界が反転した。
目の前にはミスタの顔と天井が見える。
『ちょっと、どういうつもり?私を押し倒せるなんて、いいご身分ね。』
「〜〜ッ!!あー!!!おめーはどうしてそんな可愛げが無いんだよ!!普通の女なら照れるところだぞ!!!!!」
何故そんなに必死なのか。むしろ顔が紅いのはミスタの方だと思うのだけれど。
それにしても今の言葉には少しムカッと来たわ。腹立つ。
『あーあー、私は普通の女よりお高い女なのよ!それに照れたってアンタは黙るだけじゃない!!この意気地無し!!!!』
私はハッとして口を押さえた。
ミスタはニヤニヤしている。ヤバい。
「あれー?もしかしてェー、俺が顔を紅くした女を褒めてるのを見て嫉妬しちゃってた感じィー?」
『う、うるさいわね!そんなわけっ』
無いでしょ、と言おうとしたが、私の唇はミスタに塞がれてしまい、発せなかった。
というか、私、キスされちゃってる?
動揺して静かになる私にミスタは畳み掛ける。
「あんなんお世辞に決まってんだろー?それに!今のAの顔、超可愛いぜ?」
「俺はお前のこと好きだぜ。TiAmo、A。」
ミスタとの2度目のキスは、さっき食べたケーキみたいに甘かった。
また逢いましょう/DIO→←頬紅なんて要らない/ホット・パンツ
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(名前)りょう(プロフ) - 文才がありすぎて…。読んでいて全く飽きませんでした!!貴方の作品に出会えて良かったです! (2022年2月5日 21時) (レス) @page35 id: c6fb347f3c (このIDを非表示/違反報告)
和乃佳 - ほんっと申し訳ないんですが、どうか、どうか、夜露の話を書いていただけないでしょうか( ;∀;)もうほんっと図々しいしくてすんませんが、、、マジで夜露の夢小説がなくて飢えてるんです、、、 (2020年4月3日 16時) (レス) id: b2b337d8a8 (このIDを非表示/違反報告)
和乃佳 - 本当にありがとうございます!!リクエスト採用してもらったの初めてなんです( ;∀;)朝霧さんにお願いして大正解でした♪これからも頑張ってください!応援してます(σ≧▽≦)σ (2019年12月26日 11時) (レス) id: b2b337d8a8 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 和乃佳さん» アッ遅れました申し訳ない!!今からごり押しで書きますね…! (2019年12月22日 2時) (レス) id: e3843c3709 (このIDを非表示/違反報告)
和乃佳 - リクエストいいですか?七部の刺客たちで誕生日会をお願いします!12月18日は誕生日なんです!O(≧∇≦)Oどうかよろしくお願いします( ;∀;) (2019年12月15日 17時) (レス) id: b2b337d8a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朝霧 | 作成日時:2018年12月28日 20時