【東卍】生まれ変わった“私”の救出劇［２］

６０話 ページ25

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?? ｢ごめんけど、俺、此処から少し離れるから｣



『え、』





モブ1 ｢あれ？女がいる｣



モブ2 ｢本当だ。少し話しかけようぜ！｣





なんかモブっぽい二人がこっち見て話してるんよね……女だから？





モブ1 ｢なぁ、あんたなんでこんなところいるんだ？｣



モブ2 ｢今、東卍の集会があってるんだけど、参拝かなんかしてきたの？｣



『いいえ、違います』



モブ1 ｢え、じゃあ何？ここの誰かと遊ぼうって？｣



モブ2 ｢それなら俺達が遊んであげるけど｣



『そんなしょうもないことしないです(結構です)』




あ、ヤバ。本音出てしまった。




モブ1 ｢は？なんだこいつ｣



モブ2 ｢生意気なっ！｣



モブ1 ｢泣いても知らねぇーからな？｣




ボコッと一撃殴られる。

ここまでは慣れたもんだ。後はここから




『殴りましたね？』



モブ1 ｢あ"？何だよ｣



『いえ、では殴られたので遠慮なく……』




バコッ




モブ1 ｢ﾌﾞﾍﾞｪ｣



モブ2 ｢え？｣




あ、いつものクセでやっちゃった。今は、袴着たただの女の子なのに……





武道 ｢大きな音がしたような…………え｣



『…………あ、』



武道 ｢…………これ、リンちゃんがしたの？｣



『いや……してな……』



モブ3 ｢この人強！？一蹴りでのしたじゃん！？｣



武道 ｢リンちゃん……強いんだね｣



『誤解です。違うんです』




?? ｢あ！いたいた。マイキー居たぞ｣



万次郎 ｢あ、リンちゃん居た！｣



?? ｢あの人が、たい焼きとどら焼き買ってきてくれたぞ｣



万次郎 ｢本当！？ありがとう“三ツ谷“｣



三ツ谷 ｢別にーとにかくあっち何か騒いでるけど……｣



万次郎 ｢取っ組みあいか何かじゃない？(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)｣





龍宮寺 ｢マイキー、お前の客、参番隊の下っ端のしてたぞ。強ぇな｣



三ツ谷 ｢え？｣



万次郎 ｢え、マジ？｣



三ツ谷 ｢でもあの人、今来てる服って袴だろ？｣



龍宮寺 ｢見てたけど、キレーに決まってたな｣



万次郎 ｢というか、参番隊の奴なんかしたの？

あいつかなり温厚な人ってエマが言ってたけど｣



スマイリー ｢あぁ〜あの人、なんかノされた奴等に絡まれてたぞ｣



アングリー ｢多分、乱暴されそうになったんだろうね。一撃殴られてたし｣



スマイリー ｢正当防衛って言ってたなー｣





三人 ｢｢｢強ぇな｣｣｣





ーー
速報：リンついに、素の姿でも不良を倒す。

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