本当は言いたかった【アバッキオ】

10話 ページ11

アバッキオside








ブチャラティと出会ってもうすぐ半年になるか




たまに警官やってた時のこと思い出して




正義感ってやつで殴って殴られてるんだっけか




酒飲むとこうなるから嫌なんだよ...






？？「おい」




男1「あ？なんだガキ」




？？「可哀想でしょやめてあげたら？」





男1「だまれよガキが出てくんじゃねぇ」




！！！



男が俺をかばった子供を殴ろうとしたが


男の腕が宙を舞った



男1「うわあああああ」



男2「んだてめぇ！！」









？？「しにたくないならかえってよ」




その言葉が殺意の塊のようなガキの割には低すぎる声で俺の肝まで冷えるほどおぞましかった







男達「「ちっ...」」









あいつらどっか行きやがったな...









あぁ..ぼーっとするな...あはは...








アバッキオ「ブチャ...ラ...ティ.....」





ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
Aside





ブチャラティ？



ポルポがお気に入りの人か





ならこの人はパッショーネなのかしら




よくわからないけれどブチャラティって人に連絡するしかないか...






とりあえずディアボロに電話をかけてからにしよう...




てててててててん(LINEの発信音)


A「もしもし今平気？」



ディアボロ「あぁ、どうしたんだ」



A「今日頼まれた仕事の依頼と明日の予定だったところは潰し終えたから明日休日になったはずだから予定確認して欲しい」






ディアボロ「明日の分が終わったならあとは書類だけになるからいけるが手伝って欲しい枚数ではあるな」





A「明日中に終わらせなくてはならないもの以外おいておいてくれればおわらせておくわ」





ディアボロ「そうかわかった」





A「要件はそれだけよ」





ディアボロ「あぁ」




ピロン(通話が切れた音)





とりあえず明日の仕事は終わったから
この人の介抱をしないとね...




ブチャラティは確かあそこのマンションに住んでいたはずだからそんなに距離はないわね









それにしてもこの人起きるのかしら

とても綺麗な顔だからなんだか気が引けるけれど仕方ないわね、





ぺちぺち(顔を軽く叩く音)

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