44話 ページ46
陽愛side
勇次郎を避けて1週間が過ぎた
三日目あたりから勇次郎も話しかけてこなくなった
寂しいって思ったらダメなんだろうけど
思ってしまう
今日もいつも通り授業を受ける
また自習らしい
みんなザワザワしている
そこで久しぶりに話しかけられた
勇「陽愛。」
正直嬉しい
陽「！……なに？」
勇「僕のこと嫌い？」
陽「な……んで？」
勇「だってずっと避けてるじゃん。まだ話せないの？」
陽「うん。もう少し……かな」
いや、少しかも分からない
勇「僕のこと嫌いならそれはそれでいいんだよ」
さっきからなにか引っかかる
……？
そうだ！一人称が僕になってるんだ！
でもなんで？
クラスの人はみんな知ってるよね？
なんでだろう
あとで愛蔵に聞こう
陽「嫌いじゃないよ」
そうつぶやく
そこでチャイムが鳴る
陽「じゃ」
急いで教科書を片付け、愛蔵の元へ向かう
陽「愛蔵。話聞いて？」
愛「おー。ここじゃなんだから屋上行くか」
〜屋上〜
陽「あのさ、勇次郎が一人称僕になってるんだけど……なんでがわかる？」
愛「まだ言ってなかったな」
陽「うん」
愛「あいつは基本みんなの前で僕なのは分かるな？」
陽「分かるよ。でも、みんな裏の顔知ってるよね」
愛「あぁ、でも少し自信を失くした時と寂しい時は僕が出るんだ」
寂しい……その言葉が頭の中で繰り返される
陽「そ、うなんだ」
愛「お前らのことは俺には分からない。けど、最近のあいつを見てたらわかる。」
陽「なんかあったの？」
愛「あいつ最近、仕事でもミスばっかなんだよ。いつもなら1発で終わらせることも出来なくなってる」
陽「それってわたしのせい……なのかな」
愛「俺が見てる限りはそうだと思うけど？」
陽「寂しい思いはさせるつもり無かったの……」
愛「なにがあったんだ？」
私は洗いざらい話した。
愛「南が勇次郎を……」
陽「そう。だから真依の気持ちの整理が着くまでは一緒にいたらダメかなって」
愛「は？そりゃあ気持ちの整理がつかないだろ」
陽「なんで？」
愛「お前らが一緒にいるところを見たら諦めるだろ。勇次郎が一人でいるからチャンスだと思ってんじゃねーの？」
陽「そっかぁ……ありがとう愛蔵！」
愛「おう。いつでも相談のるからな？」
陽「うん！」
いい幼馴染をもったもんだよ
そうだ。避けてばかりじゃ進まないよね
私は駆け足で屋上を出ていった
はやく勇次郎に会いたい！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーキャラクター
高見沢アリサ
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$_$(プロフ) - そめじろうwwwwめっちゃ好きです！頑張ってください (2020年11月15日 13時) (
レス) id: 37d4b42330 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - あ、そうなんですね…残念です (2018年12月17日 20時) (レス) id: 5c318f5528 (このIDを非表示/違反報告)
苺恋(プロフ) - 匿名希望さん» あ、この小説は名前変わらない仕様です(>_<) (2018年12月17日 19時) (レス) id: cef39a4942 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 名前が変えれないバグが発生してます… (2018年12月17日 13時) (レス) id: 5c318f5528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kerota | 作成日時：2018年8月4日 22時
