【黒バス】輪廻転生４

意外といい子の言動は ページ12

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「ねえ、Aチャーン。桃井、ウザくないの？」









最近仲良くなった悠莉ちゃんと愉快な仲間達(仮)。
席替えで近くになった。
一時期期限を損ねまいとびくびくしていたのだが、話してみると意外といい子でビックリ。





まともな友達からは、「悠莉ちゃん達と絡んでて大丈夫？」と本気で心配された。









「え、なんでさつきちゃんがうざいの？」



「だってあいつ、一部でハブられてるんだよ？しかもAにくっついてばっかじゃん。邪魔じゃね？」



「マジそれなぁっ！」









確かに、最近はさつきちゃんといる時間が長くなっている気がする。
少し一人にしてほしいのだが、寄ってくるもんだから仕方がない。









「まあ、いいよ。だってさつきちゃん可愛いし、お利口だし、天使だし！」



「……桃井が何か企んでて、Aと友達になることが目的がだったとしても？」



「え？」









悠莉ちゃんは少し黙ってニヤリと笑うと、「明日の昼休み、少人数教室に来なよ」と耳元で囁いた。









それに頷いてしまった私は、もう後戻りすることはできない。

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