【黒バス】輪廻転生４

お泊まり会 ページ1

＊









私と里帆が二位だという噂(事実)はすぐに広まり、勉強を教えてくれと頼まれることが多くなった。





その度に、「しょうがないなぁ。このA様が直々に教えてしんぜよう」と茶番を繰り広げるのだが。









赤司や紫原とは、あれから会っていない。
まあ、まだその方がいいかな、なんて。
平和万歳。









「水島。今日お前の家に泊まりに行ってもいいか」



「は？」









こんなことを言い出す人がいなければ、もっと平和だったと思う。









変なことを言い出した緑間君に「なんで？」と聞き返す。
近くに里帆もおり、こちらに寄ってきた。









「今日は、仲の良い異性の家に止まりと吉だからだ！」



「またおは朝かよ。てかなんで私？」



「(色んな意味で)安全だからだ」



「えー、なら里帆でいいじゃん」









まあ確かに、泊まりに来てくれるのは大歓迎なのだが。
気分がいまいち乗らない。何故だ。









「お前がいいのだよ」



「なにそのイケメン台詞」









そのセリフによりときめいてしまった私はあっさりとOKしてしまった。

その絵が意味した答えとは→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す