コンプレックス8 ページ8
「ねえせーちゃん、聞いて!私の美貌に堕ちたか、神代家の資産に堕ちたか知んないけど、私告白されたのー。ちなみにその数138回目!」
ふふん、どう?どう?とさらさらな髪を手で仰いで宝石のような目で見る。
いや、どうと言われても。ってか告白された回数覚えてるのか、マメだな。
オレが顔色一つ変えないのを見て、少しむっとしながらAは続けた。
「それにしても無謀すぎるよね?顔良し性格良し家柄良し頭良しのこの神に愛された私にまさか告白だなんて!」
あっはー!と1人で騒いでるこいつどうにかしてくれ。
ああ、そうだね。なんて適当な言葉でその場を済ませ、オレはそうそうと塾の宿題に手をつけた。
「……むぅ。せーちゃんつまんないなぁ」
勢い良くベットに突進したA。おかげでスプリングがかなりかかる。
……おい、人のベット壊すなよ。
そんなことを思いつつ、黙々とテキストを終わらせることに集中した。
「ねー、せーちゃんせーちゃん」
「……」
「…せーちゃん!」
机に向かってひたすらにペンを走らせるオレを、後ろから抱きしめた。
むにゅう、っと弾力のある柔らかな膨らみが背中を圧迫する。
「…っおい」
何度も押しているので、落ち着いて勉強ができない。さっきから分かる問題につまづいてばかりだった。
何を怒っているのか知らないが、Aは不貞腐れている。
「………当たってるんだが」
「当たり前。意識させてるんだもん……あ、なるほど、勃って」「………っ!、」
ぐいっとAの体をどかした。弾みにベットに押し倒す形となってしまった。
「………あは、大胆だね、せーちゃん」
「…計算か?」
「たまには私が勝っても良いじゃん」
頬を赤く染めて恥じらいを見せるが、言動と顔が合ってないぞ、清楚系ビ●チ。
べーっと舌を出すAが可愛くて、そして少々癪だったので、そのまま舌を絡めた。
「んっ……ふう、ちょ、」
手を絡め、足で腰を固定したらもうオレの勝ち。
…………形勢逆転、だね。
さあ、怖気づかないようにね。楽しいことはこれからだろう?
。❅°.。゜.❆。・。❅。
長期ログインできず更新が大幅に遅くなってしまいました。すみません。
リハビリも兼ねて、これから進めていきますので、よろしくお願いします!
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相沢恋(プロフ) - サクトさん» ありがとうございます!長期更新出来ず申し訳ございませんでした、、これから頑張っていきますので、よろしくお願いします! (2019年1月15日 23時) (レス) id: 49ab268cae (このIDを非表示/違反報告)
サクト(プロフ) - 面白い作品です!頑張ってください! (2018年5月17日 0時) (レス) id: 42890e3363 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます!続きを考えると頭痛くなってくる今日この頃です(笑)さて、この小説に終わりは来るのでしょうか……。これからと頑張ります! (2018年4月4日 20時) (レス) id: da08eadaa9 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - すごいおもしろいです!続きが気になります!これからも頑張ってください!! (2018年4月4日 16時) (レス) id: c7a653ebab (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる(プロフ) - かげりんさん» ありがとうございます!!そう言って頂けて心が軽くなりました!これからも更新頑張ります!! (2018年3月31日 10時) (レス) id: da08eadaa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:相沢恋 x他3人 | 作者ホームページ:http://urana
作成日時:2018年1月27日 22時