蛍火の杜へ【マギ】【紅覇】[完結] (ページ8)

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第7話ページ8

A「おーい、紅覇～！出てこーい」

僕を探しているAの声が聞こえた。僕は今、木の上に居る。何故かって？それはAを脅かすためだよ！(=ﾟωﾟ)ﾉ←

A「はぁ…紅覇～！」

そろそろだと思い僕は木からぶら下がり…

紅覇「ばぁ！」

脅かした。でも…

A「うわぁぁ！」

…お面してるから顔見れ無い…。実は僕は昔Aの顔を見たことがある。その時の君の顔は、とても優しそうでとても…綺麗だった。

紅覇「ねぇ」

A「ん？」

紅覇「僕といる時位お面外してよ」

A「いいけど…なんの意味があるの？」

紅覇「いや、特に意味は無いけど…」

そう僕が言った時…

ぐらっ

僕の体が宙を舞った。木が折れたのだ。

紅覇「うわぁぁ！」

A「紅覇！危なーい！！」

Aが手を伸ばすのが見えた。

…やばい。

僕は方向転換させ、Aと真逆のに体の向きを変えた。

紅覇「ぐへっ」

A「だ、大丈夫か！?」

Aが申し訳無いと言うように言った。

でも、僕は…

紅覇「ねぇ、A…」

A「…？」

僕が座った前の所にAが座る。そして…

紅覇「何があっても絶対…僕には触ら無いでね…？」

A「…」

こんなことを言った。そしてその後僕の頬に温かい物が通った。

紅覇「ヒック…絶対だよぉ…？」

A「…」

僕はその後ずっと泣いていた。