煌帝国第三皇子は舞い姫の事を好きになったようです！3

〜前世のお話。〜紅玉&夕葉〜 ページ42

前世のお話

華那(かなめ・夕葉の前世)
「なぁ」

友紀「何ですか？」

「お前ってなんで俺を笑わせようとするんだ？」

友紀「そうですね〜…華那さんの笑顔が見たいからです！」

華那「…馬鹿」

私にそう言った華那さん。

この方は花蘭様の弟で私の夫でもある。

…華那さんは嫌だったみたいだけど。

この方は花蘭様の前でしか笑わない。使いの方に聞いても『笑ったところ』は見たことないらしい。

友紀「そういえば！」

華那「…なんだよ」

友紀「奏覇お兄様から呼び出されていましたわ‼︎」

華那「行ってこいよ」

友紀「えぇ、ごめんなさい！」

私が手を振りながら走る。

…奏覇お兄様から呼び出しなんてされてない。

…本当の理由は…


姫1「あら〜、やっと来ましたわ」

姫2「本当ですわ！」

…私が華那さんと結婚した事を気に入られてない姫様達からの呼び出しだ。

友紀「…ええ、お待たせしました^^」

姫「ッ！その笑顔！！気に入らないのよ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」

姫2「いつもヘラヘラしてて…！気持ち悪いわ！華那様と結婚する前からそう！」

ゲシッ

友紀「ッ…」

けられた。

姫1「華那様は仕方無くあんたと結婚したのよ！」

姫2「さっさとあんたなんて消えれば良いのよ！きっと華那様もそれを望んでいるわ！」

友紀「…そうですね。」

姫「そーよ！あんたなんて…！(グサッ… え…？」

私は腹部を刀で刺した。

友紀「これで…いい…ですか…？」ニコッ

私がそう笑った時…

華那「友紀…？」

華那さんが来た

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