煌帝国第三皇子は舞い姫の事を好きになったようです！3

第72話 ページ39

A「奏、覇ぁ！」

私は紅覇に抱きついた。

紅覇「ふふ、花蘭」

逢いたかった…


ずっと、ずっと…


この600年間、ずっと貴方に逢いたかった…。


A「良かっ、たっ！」

私は泣きながらそう言った。

紅覇も少しだけ声が震えていた。

紅覇「ねぇ、A」

紅覇は私と向き合う形になり、真剣な顔になった。

紅覇「奏覇との約束…覚えてる？」

約束…

あ、

A「覚えて、る！」

紅覇「じゃあ、改めて言うね」

紅覇は顔を赤くして口を開けた。

紅覇「僕は…

Aの弟の夕葉より弱いし、いざという時にも守れないかもしれない…。


でも、僕と付き合ってくれますか…？」


ずぅっと聞きたかった言葉…。


あの時の奏覇と重なる。


返事は勿論


A「ッ！うん！！」

Yesに決まってる。

紅覇「良かったッ…！」


それを隠れて見てた人達←

シン「青春だなぁ」

ジャー「そうですね〜」

由羅「おぉ！まさかの奏覇と花蘭、感動の再会！」←前世思い出してる。

紅玉「なんか、やっと紅覇お兄様思い出しましたわね〜」←前世思い出してる。(って設定にします)

白龍「幸せになると良いですね」←前世思い出してる。(って設定にします)

夕葉「見てるこっちが恥ずい…」←前世思い出してる。


勿論、A達は盗み聞きされてた事なんて知らない。

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