煌帝国第三皇子は舞い姫の事を好きになったようです！3

第58話〜紅覇side〜 ページ16

紅覇「…」

純々「紅覇様？」

心配そうに僕の顔を覗く純々。
僕は今気分が悪い。その理由…

紅覇「なんで僕はシンドリアに行けないの！？」

ここ数日間この事で怒っている。炎兄に言っても

紅炎「仕事増やすぞ？」

こればっかり！レームの準備なんて全くしてない！おかしい！！←

紅覇「もう、我慢できない！！純々！仁々達を呼んで！それと、絨毯を用意して！」

純々「は、はい！でも、何故…」

そんなの決まってるー。

紅覇「A達の居るシンドリアに行くために決まってるしぃ！」

もう、炎兄の許可なんてとってられるか！秘密で行ってやるもんね！！

紅覇「A待っててね！！」

……

純々「青春ですね〜」

仁々「…そうね」

麗々「良いわねぇ」

……

紅炎「紅覇」

紅覇 ビクゥ！

後ろを見ると怖い顔の炎兄が居た。しかも仁王立ちで。

紅覇「は、はい…」

紅炎「お前、シンドリアに行くつもりだな？」

紅覇「う、うぅ…！だってA達の所に行きたいんだもん！！」

紅炎「ハァ…仕方ない。行ってこい。連絡してやるから」

紅覇「！ありがとう、炎兄！！」

紅炎「その代わり…」

そこで言いかけて炎兄は…

紅炎「帰って来たら仕事2倍な」

紅覇「うっ…はい…」

その後僕はすぐシンドリアに向かった。

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