【stpr】ヤギ声くんの幼馴染み【青】

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｢好きな物頼んでいいからね｣





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メニュー表を私に見えるように広げて｢絶対決めてねーーー｣と言って御手洗へ行ってしまったさとみさん｡



メニュー表を見ると､パンケーキやパフェ､ポッキーやクリームが乗せられたアイスなど色んな種類があるようだ｡


正直に言うとココアだけでもいいんだけど､と思いながらも出来るだけ安めの物で美味しそうなのを選んでいた｡






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｢お､決まった？｣



｢えーと…じゃあこの抹茶味のアイスで…｣

｢いいねぇ抹茶､飲み物は？ココア？｣

｢エッッ｣




｢ころんからよく聞いてるからさ､Aさんの事｣





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そう言って楽しそうに笑うさとみさん｡



あのヤギめ､さとみさんに何話したんだ｡

ろくでもないことばっかりだったら後からぶん殴ってやる｡



そう思ったが､





そうか､｢これ｣がいけないのか｡





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｢Aさんさ､自分が何かしたって言ってたじゃん｣

｢まぁ…はい｣




｢言いたくなかったら良いんだけどさ､何したの？｣






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｢あー…私､ころんの事をずっと幼馴染みだと思ってたんです｣



｢(お？これは…？)うん｣










｢───っそれが理由で彼女が出来ない事に悩んでいるのかもしれないと最近思いまして！！！！｣









｢………っぶ､はっ…ははっ｣


｢エッ｣





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真剣に話したのに吹き出された上に｢ひぃ〜あっはっはっはっは！！！！wwww｣と動画や配信で聞いたことがあるあの笑いが移りやすいと言われる笑い方で笑っている｡



私もしかして変なこと言った？？？？？？？？？





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｢は〜ぁ面白すぎるでしょAさん…っ｣



｢なっ何でですか！？

さっき｢僕だって男なんだよ！｣って言われたんですよ！それって私がいるから他の方が寄ってくれないって事なんじゃないんですか！！？？｣



｢あぁッはっはっはっは！！！！！↑↑↑wwwww｣

｢何で笑うんですかさとみさん！！！！？？？？？｣





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さとみ(盛大に勘違いされてて笑うしかないだろ…ww)


？(〜っこの鈍感女ぁ〜〜〜…！！！！！！)

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