【虹村修造】No title【黒子のバスケ】 (ページ46)

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空港の入口前で、2人が待っていた。

関「結局どうなったんだよ」

貴「…たぶん虹村言おうとしてた」

でもやめた
それってやっぱりそういうことだ。

貴「幸せになってって言われた」

関「カッコつけやがったな、アイツ」

久「虹村もいっぱいいっぱいだったんだよ」

いっぱいいっぱい、か…

関「こういう時虹村なら頭撫でるんだろーな」

久「見られてんじゃねーかと思ってできねーよそんなん」

2人が私の背中をさする。

関「泣くなよ」

久「いや、今はいいだろ」

貴「…ごめん、ありがと」

あんなに好きだったのに。
あんなに幸せだったのに。

自分の欲張りさ加減に苦しくなる。

ずっと虹村が越えることを期待してたんだ。

それがないってわかった瞬間
こんな風になってしまうなんて。

ごめん虹村
私、どうしたらいいかわからない。