18 ~虹村side~ ページ23
虹村side
次の日。
海。
シーズン真っ只中なのに
虹「全く人がいねえ…」
赤「あぁ、ここはうちの所有地なので」
黒「次元が違いすぎて訳が分かりません 」
金持ちって奴は…と思っていたら、
黒子と目が合った。
黒子もきっと
同じことを考えているんだろう。
黄「虹村先輩、A先輩の水着姿、見たことあるんスか？」
虹「ねえよそんなん」
海なんてAと行ったことねぇし。
そもそも休みが全然無かったし。
水泳の授業も男女別だし。
青「うわっ！コーフンしないでくださいよ！」
虹「んなわけねぇだろお前じゃあるまいし」
青峰にデコピンをお見舞いする。
桃「お待たせしました〜！」
桃井に手を引かれてきたA。
控えめなフリルを纏った白いビキニ。
Aによく似合う。
うわ、めっちゃかわいい…
赤「俺たちも今来たところなので大丈夫だよ」
2人が来る前に立てておいた
パラソルの下で涼む赤司。
こいつはこういうのが良く似合う。
黄「んじゃ、もう行っていいんスね！」
そう行った黄瀬は青峰と黒子を連れて
海に飛び込んだ。
緑「バカな奴らめ、準備運動を怠っているのだよ」
紫「ま〜毎日動いてるし大丈夫じゃない？」
信じられない速さで泳ぎ出す青峰と
それを見てドン引きする黄瀬に
浮き輪でぷかぷかと浮かぶ黒子。
青「ヤベぇ！めっちゃ気持ちいい！早く来いよーっ！！！」
貴「青峰は海が似合うね」
青峰を見て笑うA。
桃「小さい時から川でよく遊んでましたから、水が似合うんですかね」
呆れ半分の桃井。
赤「桃井、俺たちも行こうか」
紫「溺れてもみどちんが助けてくれるから安心してね〜」
緑「何故俺なのだよ！」
桃「ふふ、わかった！行こう！」
赤「じゃあ、ごゆっくり」
虹「お、おう」
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作者名：夢莉 | 作成日時：2019年8月14日 16時
