episode6 ページ6
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｢ねぇ灰谷君。灰谷君がどうてーって事実が衝撃で頭から離れないんだけど、どう責任とってくれる？｣
｢うんなんで俺がとるの？｣
灰谷君はたとえ学校へ来ても、いつも寝てるか他クラスで弟のりんどー君と話してるかだから、私たちが話せる時間はこの英語のペアワークの限られた時間だけ。
私はここぞとばかりに聞いてみた
｢ていうかなんでどーてーなの？そんなにモテるのに｣
｢モテるのと童貞は関係ねぇよ。俺がやりたいと思う女がいないだけ｣
｢じゃあどんな女だったらやりたいと思うの？美人系？可愛い系？女優で言うと？｣
｢なに、なんでそんな食いついてくんの……もしかしてお前、俺の童貞奪おうとしてる？｣
｢いや、灰谷君好きの女の子に売ろうかなって｣
｢クズの極みだな｣
怖ぇよ。と眉間にシワを寄せる灰谷君
確かに、今の質問はちょっと自分でもキモかったかも……
でも気になるんだよなぁ
この灰谷蘭が、まさかのまさかのどーてーだなんて。
天と地がひっくり返るよほんとに。
だってこのビジュアルでありえるのそんな話？
そもそも彼女いるのかな
｢ねぇ、じゃあ彼女は？彼女も出来たことないの？｣
｢流石にそれはやべーだろ。彼女位いたわ｣
いたって事は今はいないのか……
じゃあその彼女さん達とは全員やらなかったと。
え？この男が？そんなことありえるの？
あ、もしかして……
｢その、ごめん。私デリカシーなくて……｣
最低じゃん、私
だってだってそういう事だよね？
彼女はいたけどやったことない、やりたい女がいないってことはもうそれしかないよね？
｢は？おい待て、お前何か勘違いしてるだろ絶対｣
｢ごめん……灰谷君……もうやめようね！この話は｣
｢お前が始めたけどな。いいか、別に俺はお前の想像してるよーな性癖もってねーよ｣
｢あぁ、そうなの？なんだ、てっきり男にしか興味無いのかと……｣
それはそれで周りが盛り上がりそうだけど。
｢そういうお前は？｣
｢ん？なにが？｣
｢彼氏。いねーの｣
｢いないよ？｣
｢経験は｣
｢あるよん｣
｢だろー……は！？｣
｢うそ｣
｢は……うっざ｣
｢ふふ、焦った？｣
｢ちげーし｣
〇ね。と赤い顔で中指を立ててきた
灰谷蘭、案外可愛いのかもしれない
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華恋(プロフ) - こんな素晴らしい作品を今まで見逃していた自分に嫌気が指す…タイトルの雰囲気からは想像できない感動が衝撃すぎて…まさに衝撃の事実…感動しすぎて語彙力失いました……どうしてくれるの作者様。() (8月14日 9時) (
レス) @page49 id: 92a816f288 (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - めちゃくちゃ心に刺さる･･･！つらい･･･！ (2022年2月9日 14時) (レス) @page48 id: cf6ad1b61e (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - 待って、マジで泣きそう･･･！！ (2022年2月9日 13時) (レス) @page39 id: cf6ad1b61e (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - マジで幸せになってくれ･･･！！ (2022年2月9日 12時) (レス) @page33 id: cf6ad1b61e (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - まさか一虎のお姉ちゃんだなんて･･･泣きそうになりました･･･！ (2022年2月9日 12時) (レス) @page28 id: cf6ad1b61e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ
| 作成日時：2021年12月25日 21時
