た ぬ き の 妹 は ぺ ン ギ ン 系 女 子

14話目!! ページ7

佐伯「久しぶり〜元気してた？」



なんて凄くニヤつきながら近寄ってきて言ってくるこいつ



『ｯ、…近、近寄らないで』



佐伯「え？酷くね？wそぉーだA今付き合ってるやついるの？」



『いるわけない……ｯｯ!!』



腕を掴まれて頬に手を添えれ目を合わせられる



これがセンラくんとか志麻くんならぶん殴れる自信があるけど…体が竦んで動けない



佐伯「いないんなら…また俺と付き合えよ」



『んなっ、…ふ、ふざけないで、離せｯ、』



佐伯「お前顔が良いから楽しいんだよね…俺綺麗な顔の奴が崩れていく顔を見るのが楽しいんだよね」



と、目を細めて見定めるように見つめてくる



『意味わかんないｯ、離せよ…』



佐伯「それにお前俺に告られてるのにそ〜断るやつ居ないからさ…早くその顔を崩させて楽しみたいんだよね」




もう気持ち悪い

こいつの声も顔も呼吸の音も心臓音も…



『ｯｯ!!や、やめ…ｯ…ぅぁ……』



頬に添えていた手が耳に来て…弄ぶように触られる



佐伯「お前ほんと耳弱いよな…」




気持ち悪い。生理的な涙が溢れて来る




『ほんっと、やめ、触らないで……っあ、』




佐伯「俺のこと嫌がってるのに感じてるとか…やっぱ欲求不満だったとか？ｗｗ」




『(助…けて、………そらるさん)』



何故か顔に浮かんだのが…そらるさんで、無性に今本当にそらるさんに助けて欲しくて…




顔が近づいてきてあと数ミリで唇が重なり合うところで




そ「…何してんだよ」



いつもより低い声で放って耳を触っていた手を掴んで

びっくりした佐伯は反応に遅れて腕を掴んでた力緩んだ隙に私を引き寄せて助けてくれた……




『(そら…るさん)』




そ「何してんだよ」

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