【ヴィル】浮気されたので仕返ししようと思います【フロイド】

仕返し16回目 ページ22

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叫んだと同時にお腹に回される手




この手は




『……ヴィル、離して』




ヴ「嫌よ、ゆめのが元に戻るまで離さない」




『っ、なんで……』




ヴ「お願い……元に戻ってちょうだい…………。」




『………………。』




私は、元に戻った。




魔法石も元の輝きを取り戻した




『あっ……なんで……なんで……？』




その瞬間強く抱きしめられる。




もうどこにも行かないでも言わんばかりに強く、強く




ヴ「戻って……良かった……」




ヴィルが、泣いてる




私が泣かせた。




『う、ごめんなさ、ほんとにごめんなさい……』




私も泣く。




目から大粒の涙が溢れ出てくる




拭っても拭っても止まらない。




これは悲し涙じゃない




ヴィルがわたしを止めてくれたという嬉し涙




ヴ「もう、アタシから離れてかないで……」




『ごめんなさい……もう離れないから……』




ク「元に戻ってよかった……！さぁ、生徒たちの治療をしなければ！ゆめのさん！もちろん手伝ってくれますよね？」




『うっ……て、テツダイマス…………。』

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