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江雪兄様…宗三…お小夜…待って…待っ…
私を置いていかないで…
江雪「やはり貴方は哀しみに満ちている…」
宗三「来ないでください…貴方がダメなんですよ？」
酷い…なんで…兄姉弟でしょ？…
小夜「…消えろ…」
ーーーーーーーー
はっ…夢…か…
スススススス…
小夜「…輝夜姉様？宗三兄様が柿をむいたから呼びにきたよ…でも…輝夜姉様…涙出てるね…何かあったの？」
「お小夜…いや、夢で私の好きな人が最終的に『消えろ』って言って…私、消えた方がいいかな…考えすぎだけど…」
小夜「好きな人…誰かわからないけど…僕は消えてほしくない…それに、
宗三兄様も、ああ言ってるけど要らないだなんて言ってないし…
江雪兄様も、要らないとは言ったことないから…」
お小夜…カッコいい…
「ありがと。元気でた。可愛いよお小夜…」
なでなでなでなで…
小夜「(フニャ」
(フニャとは急に笑顔が出た時になります)
宗三「…お小夜…姉様…柿…剥きましたから…早く来てください…」
あれ？いつからいたの…かな？
宗三の背中を見て…後ろをついて行く…
宗三…耳が赤い…ってもしかしてあの話聞いてた！？
宗三「確かに…姉様を要らないとは…言ってません…///」
「そ、そうだよねぇ…だと思った」
なんかめっちゃ恥ずい…
江雪兄様…助けて…恥ずいよ…
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作者名：香覇 | 作成日時：2018年3月1日 21時
