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第32話 私の事が ページ33

『……ん……』


目を覚ます


しかし窓の外を見ればまだ空が薄暗い

時計を見れば深夜2時


ふと隣を見ると


カ「……んっ……」


『……?!?!?!』



カカシが寝ていた

しかも裸


そして私も自分自身の身体を見ると


裸だった


その恥ずかしさと同時に、何があって今どうしてこうなっているのかを全て思い出してしまう


『……』


激しく、そして強引にやられた


そして少し怖かった

まるで中身がカカシじゃないよう


嫌われたのだろうか

それなら謝らなければ


『……雨』


あんなに降っていた雨は止んでいた

すぐに着替えて帰ればきっと大丈夫

謝るのは明日でもいい


そう思って下着に手を伸ばすと



カ「もう起きたの?」

『ッ!!』



後ろから抱きしめる形で、カカシが私を包み込む


カ「まだ暗いし……もうちょっと寝てても…」
『……なさ……い』


カ「……?」


気づけば私は


『ごめんなさい……ッッ……!』ポロポロ


涙を流していた


嫌われることがこんなにも怖いということを初めて知った


それが尚更"この男にだけは"と

そう思う


カカシside


目の前の彼女が裸で起きていることに気づくと、すぐに昨夜のことがフラッシュバックされる


理性を抑えきれなくなり、想いを伝える前に俺は、彼女の身体に身を重ねた


強引に、無理矢理に、肉食的に


目の前の想い人を犯した


謝らなければ


すると



『ごめんなさい……ッッ……!』


彼女の口から決して出ない言葉


"ごめんなさい"



どうして謝るのだろうか

するとAは目に大粒の涙を浮かべて俺に言った


『お前の…ッ、忠告も聞かずにッ……迷惑かけて……ッッ……それでッ……!』

『私を嫌いにッッ……なったからッ……あんなに強引に……ッ……!!』


カ「それは違う」

普段は泣かないし、こんなに弱ったAを見るのは初めてだった

彼女に本当の事を伝えなければ

カ「確かに強引にAの事を犯して、自己満足した……でもそれはAのことが嫌いだからじゃないんだ」


俺はしっかり彼女の目を見る



カ「俺は」




真っ直ぐに向き直って





カ「Aが好きなんだ」




本当の事を伝えた

第33話 好きの意味→←第31話 雨に濡れる貴女



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FGO(プロフ) - チーズケーキさん» コメントありがとうございます!面白いと言って頂きこの駄作者、嬉しさで目から汗が出そうです!今リアルで少し忙しくなってきたので亀更新ですが読んで頂いている読者様達の為にも頑張りますね!! (2019年4月21日 10時) (レス) id: cee4ec6d48 (このIDを非表示/違反報告)
チーズケーキ - 凄く面白いです!更新楽しみにしてます! (2019年4月21日 8時) (レス) id: d3b3df4a73 (このIDを非表示/違反報告)
FGO(プロフ) - 雪華さん» はい!駄作品ですが、精一杯頑張らせていただきます! (2019年2月10日 17時) (レス) id: cee4ec6d48 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - こちらこそすいませんでした。最新頑張って下さいね。 (2019年2月10日 15時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
FGO(プロフ) - 雪華さん» 考えておくと伝えたのに本当に申し訳ないです (2019年1月22日 6時) (レス) id: cee4ec6d48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:FGO | 作成日時:2019年1月12日 22時

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