海賊世界からやって来た

第２７話 授業 ページ28

イ「今日はこの前皆に言った通り！影分身の術をテストする！」


すると教室中がザワザワとし始める

だがその中で一人


ナ「ふんっ！そんなの楽勝だってばよ！」


おい、授業中に席から立つな
てゆうか机に足を乗せんな……


『(出しゃばるなよぉ……ったく……)』


それだけ自信があると言うことは出来るんだよな




出来るんだよな？？



子供たちが順番に呼ばれて、お母さん方が『キャー』とか言ってる


ミコトさんなんか『見てください！あれうちの子ですよ！凄い！さっすがサスケ！！』とか隣ではしゃいでいる


イ「次！うずまきナルト！」


へへっ、と返事をして教卓の隣に立つナルト



ナ「( 見てろよ姉ちゃん……俺ってば今日のために練習してきたってばよ……！！ )」

『…………』







ナ「影分身の術！！」






ボヒュンッ









.









「あっはははは！」

「やっぱり出来ねぇじゃん！」

「どうせ練習しないで遊んでたんだろ？」

「そーだそーだ！」


隣に出てきたのはナルト……にそっくりではあるが、まるで海藻みたいに海の中で揺れる分身


それを見て、他の母親達も口を揃えてクスクスと笑う




ナルトは言われるままになっている

すると

ナ「ちがっ……！俺ってばちゃんとっ！」


イ「ナルト、一旦席に付け……大丈夫だ。お前の頑張りは俺が、お姉さんが1番の分かっている」

ナ「！！……………分かったってばよ……」





「また不合格？」

「しかもあの子だけよ」

「まぁ、これは里を襲った罰よ」









ミ「大丈夫、だから少し落ち着きましょ？ねっ？？」


『………………』


あいつら………何も知らねぇ癖に散々言いやがって………


『……っんのクソババア』ﾎﾞｿｯ


ミ「今何て？ん？？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ


『あ、ミコトさんの事では無いです……むしろ貴方は若く見えるって言うか………』汗


ミ「あらっ、もぉーそんなに褒めないで頂戴？ 」


『(この人怒ると絶対怖いやつだ………)』汗

第２８話 気持ち→←第２６話 参観日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す