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第二十九話 こんなに ページ30





白澤「正直さー。お前がいないとつまんないンだけど男2人とか終わる。主に肉体的に」



貴方「お前が言うとあっち系に聞こえる」



白澤「え、ひどくない?」






5年ぶりに会った私と白澤、鬼灯は
なぜか3人で地獄廻りをしています。

理由?さぁ………成り行きですね。




鬼灯「私は精神的ショックで白澤さんを●しそうになりました」



貴方「よかったね、白澤」



白澤「意味わかんないけど?!」




前みたいに、までとはいかないけど、
楽しい時間。

こんな時間が続けば___




白澤「それでさぁ」



貴方「何」



白澤「僕は君の事が好きらしいんだけど」




白澤は私に顔を見せないようにしているのか
そっぽを向いてる


っあ、耳真っ赤




貴方「白澤、耳真っ赤」



白澤「っ!そういうお前だって赤いだろ!」



貴方「は?んな事無いよ。だって私鬼灯が___」



白澤・鬼灯「は?/え?」

貴方「…………………………………あ」




3人の間に静かで緊張した空気が流れる




貴方「あはははは!私鬼灯大嫌いだからっ!!白澤もだけど!あはっあはははは!」




自分でもビックリするくらい
おどおどして、声も震えて、
顔に熱が昇って。恥ずかしい

私は下を向いて嫌い嫌いと連呼する、が。




鬼灯「続きを、言ってみてください」


白澤「…………はぁ。まぁ僕は退散するよ。あ、これ貸しだからなっ!!」




白澤は神獣に戻ると空へ飛び立った。

やば、い。



鬼灯「さぁ。さぁ!」



こういう時だけSとかまじやめて欲しいです



鬼灯「私の事が?」




真っ黒な瞳に私が映る。

彼の瞳に呑み込まれてしまいそうで、
体が、言うことを聞いてくれない



貴方「ぅぁ」



情けない声が口から漏れる。
私ってこんな弱かった?

鬼灯ってこんな背が高かった?
声低かった?こんなに



かっこよかった?





貴方「す、きです」




口から漏れたその弱々しい私の声が自分の耳に届いた瞬間。




鬼灯「そうですか」




抱き締められた。

強く、優しく。温かく。
なぜか涙が止まらなくって




貴方「離せよばかぁぁぁ」



と、言いながらも
抵抗する事も無く、されるがままに、彼の瞳に私だけを映していたかった。





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神獣 白擇 - 白擇 (2019年4月12日 20時) (レス) id: c1d37a3d16 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる(プロフ) - とても面白いです!!これからも頑張ってください!!(≧∇≦) (2015年2月27日 23時) (レス) id: 4094b501e6 (このIDを非表示/違反報告)
KL - …ゴートゥベットの続きがみt (2015年1月23日 0時) (レス) id: 870a92580d (このIDを非表示/違反報告)
春瑠 - 鬼灯鬼灯鬼灯鬼灯鬼灯鬼灯鬼灯鬼灯でお願いします。 (2015年1月7日 23時) (レス) id: e8cce15f86 (このIDを非表示/違反報告)
キド⇔ギルア(プロフ) - 白澤様がいいです!! (2015年1月6日 15時) (レス) id: 52f317a3f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫蘭 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2014年7月22日 8時

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