貴女「あんたたちなんか大っ嫌い！」白澤・鬼灯「それはこっちのセリフだよ！/です！」

第二十三話　逃がさない ページ24

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貴女「おい。ちょっと鬼灯君？あれだけ言って寝るのは卑怯じゃないかな？」




10分後。正気に戻った私は改めて、鬼灯のいった言葉を思いだし、顔を赤くする。


なんで、鬼灯に腐れ鬼神にき、き、き、綺麗とか言われただけでこんなに動揺するのだろう？




白澤「ん。おはよって、何この状況。ここ僕の店なんだけど？」




ついさっき起きたのか、寝癖のついた頭を掻きながら部屋から出てきた、白澤。


よし、鬼灯の事は白澤に頼もう。
私は今すぐ衆合地獄に行ってお香ちゃんに全て話そう。




白澤「あれ？龍、顔赤い気がするけど大丈夫？」
貴女「なぜドイツもコイツも私を龍と呼ぶわけ？」
白澤「……………………さぁ？」
貴女「おい。」




私は上手く、話題をそらした。


でもアイツの事だ
きっと気づいて…………




白澤「で、話戻すよ」




逃がさないだろう…………




＊

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