快刀乱麻を断て！！弐 【鬼滅の刃】【浦島坂田船】

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お願いです。

皆さんはちゃんと手洗いうがいをして、
まだ今の事がよく分からない状況だけどちゃんと親御さんの言うことを聞いたり、自分できちんとした判断をして、
コロナウイルスに対しての危機感を強めてください。

やっぱり、ずっとテレビで見てきた大好きだった人が亡くなった悲しみは大きいです。これ以上亡くなる人を減らしたいです。

どうかよろしくお願いします。
――――――

本編


お館様の『静かにしてね』というサインだけで、その場が静まり返ってしまった。やっぱりお館様は凄いんだなあ、と思ってしまう。


「鬼舞辻はね、炭治郎に向けて追っ手を放っているんだよ。その理由は単なる口封じかもしれないが、私は初めて鬼舞辻が見せた尻尾を掴んで離したくない。
恐らくは禰豆子にも、鬼舞辻にとって予想外の何かが起きているんだと思うんだ。
わかってくれるかな？」

そうお館様が言うと、柱の皆が何も言い返せなくなっていた。心做しか胡蝶さんと煉獄さんが少し笑顔になっている様な気がする。

…じゃあこれで、俺達は認められたのかな!




そう心の中で喜んだのも束の間。
ギリギリと歯を食いしばって、お館様に反抗する不死川さんがそこにいた。

次の瞬間、不死川さんが刀を抜き、自分の腕に傷を付けた。
ザシュッっと勢いよく刀を引いたその腕からは、止まらぬ量の血が噴き出していた。

その場にいた全員が、不死川さんに目を向ける。不死川さんはその傷を見て笑い、お館様に

「お館様…！！証明しますよ俺が！鬼という物の醜さを！！」


と叫んだ。


これから何をするのか。そう考える暇も与えずに、彼は行動に出た。


「オイ鬼！！飯の自覚だぞ喰らいつけ！！」


なんと不死川さんは、炭治郎の目の前で禰豆子ちゃんが入っている箱に自分の血を垂らしたのだ。


「何やってるんですか！！やめてください！！」

「うるせえお前は黙ってろ！！」

俺は何をしているのかと不死川さんに向けて叫ぶが、不死川さんはやめることも無く、箱を掴んで鬼が出てこれる日陰に入っていった。そしてまたそこで刀を抜く。


「「禰豆子ォ!!.禰豆子ちゃん！！」」

俺達はそれぞれに叫び、禰豆子ちゃんを助けようと動き始めた。



だが、


「おっと動くな。申し訳ないが俺も派手に結果が気になる」


また俺は素早く移動してきた派手な人に捕まった。足をブンブン振り回して脱出を試みるが、一向に振り払える気がしない。


炭治郎も捕まった。不味い…

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