検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:14,168 hit

番外編【クリスマス】4 ページ10

「銀さんには、このリップをプレゼントです!口は乾燥したら痛いですよ!」

「(*´˘`*)」

銀にもそれなりに喜んで貰えた様で、二人は黒蜥蜴の三人の元を後にした。

「葵!」

「やっといたぜ。じっとしといてくれよ」

「科学者たるものじっとしてはいられない!!」

梶井は何かのスイッチが入ったのか、科学について語り出してしまった。

「おい、梶井。フルーツバスケットやるから少し黙れ」

葵の言葉に黙った梶井は、フルーツバスケットを受け取り走ってどこかへ行ってしまった。

残るはこの人、

「プレゼント渡しに来ましたよ」

「私の元へ来るの遅くないかい?」

森鷗外である。

「上げるんだから、いいじゃないか」

葵はずかずかと森に歩み寄り、机の上にペンを置いた。

「毎回俺に手紙を書く時はこれを使ってくれ。クレヨンは読みにくい」

「葵ちゃんから貰ったのなら使うしかないねぇ」

森は早速貰ったペンを使い文字を書いていた。

「エリスちゃんどうぞ!」

華恋がエリスに渡したのは、イルカのぬいぐるみである。

「ありがとう!私、嬉しいわ!」

「喜んで貰えて嬉しいです!!」

再びほんわかした空気が華恋の周りに流れ出した時

「サンタさん二人に来て欲しいところがあるの!」

エリスをそう言うと、葵と華恋の手を引いて歩き出した。

二人は何を疑う事も無く付いていく。


そして、ポートマフィアのビルをグルグルしてからエリスは1つの扉の前に立った。

「開けていいわよ!」

エリスの言葉を聞き、扉を開けると

「「「MerryX'mas」」」

そこには、探偵社とポートマフィアの皆が集まって居た。

「私達だけが幸せなのは可笑しいでしょ?」

「手前らにもちゃんとお返ししねェとな」


二人のサンタは皆の元へと駆け出した。




彼女等の聖誕祭はまだまだ終わらない。







____________________

クリスマス番外編です!

1日遅れですいません…。

おかしな箇所があれば申し訳ございません。

ポートマフィアと探偵社が仲がよすぎるのは気にしないで下さいね…?

楽しんで頂けたでしょうか?

楽しんで貰えてたら嬉しいです!

本編も頑張って行きますので、どうぞ今後ともよろしくお願いします。

No.44*チョコレート→←番外編【クリスマス】3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:龍神邪炎&チョコレート x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年12月19日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。