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7話 ページ9

「今からでいいなら、あんずに会いにいきますか?」



レ「本当か!?」


「はい……、別にいいですけど。」


レ「なら会わせてくれ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
inA家


「ただいま。
あんずちょっと来てくれないかな」


きっと妹はリビングにいるだろう。

リビングに届く声の大きさであんずを呼ぶ。


あ「はーい!」

と大きな声で返事を返す妹。

リビングから玄関までの距離はそんなにない。



なのに、バタバタと黒髪を揺らしながら急いででてくる姿は愛らしかった。


隣にいるレオ君の顔をみて、ぎょっと驚く妹。


あ「え!お姉ちゃんの彼r…レ「あんずか!?」


あ「そうですけど、どちら様ですか?」



身長のせいもあって、レオ君を少し上目遣いで見つめるあんず。



レ「俺だよ!俺!覚えてない!?」

オレオレ詐欺か!と突っ込みたくなったけど、
今の私は空気だ。

この二人の邪魔をしてはいけない。

そう思って部屋に行こうとしたとき、妹の大きなため息が聞こえた。


あ「はぁ、そのオレンジの髪に綺麗なライトグリーンの目。
もしかして、レオ君?」


レ「思い出してくれたか!
昔した約束覚えてるか!?
俺はその約束を守りにきた。」

あ「約束?」

レ「そう!だから俺と結婚してください!」

あ「えーっと、そんなのした覚えないよ?
そもそも私、好きなひといるし。」


“好きな人がいる”そんなこと初めて知った。

あんずはきっと可愛いし、スタイルもよくて、気がきくこだから、その恋は実るんじゃないかな。


レオ君に忘れ去られた私とは大違いだ。

泣きたくなってくるよ。

「あんず、私部屋に行ってるね」

「………………………………。」

後ろから何か聞こえた気がするけど、これ以上ここにいたら、泣いてしまいそうだ。

部屋に行こう……。

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オレンジの泡 - 夢主ちゃんとその相手が幸せになるように絶対しますので、暖かく見守って頂けると幸いです。長年も経てば恋愛感情なんてなくなっちゃいますよね。 (2018年10月13日 13時) (レス) id: fe02a3a839 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジの泡 - 夢花(仮垢)さん» 似たようなことあったんですね。こういう風なことって実際あるものなんですね!!びっくりです!両片思いって切ないですよね。分かります!けど作者はそんな経験ないので、あまり上手く書けないんですけど頑張ります! (2018年10月13日 13時) (レス) id: fe02a3a839 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - まあ今は恋愛感情とかないので、そこは違うんですけどねw夢主ちゃんとその相手が幸せになりますように。両片想いって切ないですね。 (2018年10月8日 14時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - レオくん……?自分も小さい頃…というより、託児所にいた頃両想いだった子とかの話と似たようなこと言ってて、名前は覚えてるけど顔も声も覚えてなくて、住んでる方向とかも全く知らないし、小学校も違ったしでなんだか似てるなあって思いました。 (2018年10月8日 14時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オレンジの泡 | 作成日時:2018年9月8日 20時

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